とっても簡単水出し出汁で、時短料理
「だしを取る」っていうと、何かと仰々しく難しい感じがしませんか?
「うちは、天然だしでなくても、粉末の市販の簡単なのでいいの」とおっしゃる方、その気持ち、よーくわかります。
でも、実はとっても簡単な方法があるんです。
今日は身体に優しい水出しのご紹介です。
水出し出汁(一番だし)のとり方
※現在は、ふたが改良され、形がこの写真とは違っています。
材料(汁椀4杯分)
だし昆布:(銘柄は何でも構いませんよ)5グラム(12~3cm×3くらいの1辺)1枚
鰹節:ひとつかみ
水:1リットル
砂糖:ひとつまみ
材料を、冷水ポットに全部入れて、冷蔵庫で6時間以上置いてください。
はい、終わり!
え?これだけ?
そうなんです。お味噌汁が飲みたいなぁって思ったら、朝お出かけ前に仕込めば、夕飯はそれを濾して温め、味噌をといてお好きな具で煮るだけです。
これで、冷蔵3日持ちます。
余った出しガラのおいしい利用法
水気を切って、昆布は、細く刻んだら、我が家では、めんつゆで煮ます。
汁気が飛んだら、最後に白ごまであえて、ちょっとした柔らかふりかけに変身!
出汁が余ったら、製氷皿に移して、だし氷を作れば、このキューブだけで離乳食にも活用できるんです。
☆作るときに入れる砂糖は、旨みを出すために入れますが、離乳食にしたい時は、砂糖なしでも構いません。
無印の容器で水出ししたら楽でした
我が家は、横に倒して冷蔵庫に入れられる無印良品の冷水筒を使っています。
1リットルのタイプは4杯分という目安でつくれるので、使い切れる大きさで良いなと思います。(撮影時の冷水筒は、注ぎ口が改良されて、下のような容器になっています)
こちらは、以前我が家で大活躍していたティーポットですが、出汁にもよく使っていました。
材質はガラスで、容量もあるので、沢山作りたいご家庭におすすめです。
だし専用ポットもある!
さすが、だし専用とうたうだけあって、細長い昆布なども難なくいれられ、出がらしを取りやすい構造ですね。
冷蔵庫のポケットにも入る太さです。
こちらは、時間がない時に電子レンジで温めたり、熱いお湯を注いで急いでだしがとれる優れもの。毎日お弁当にだし巻き卵を入れたかったりしたら、便利です。
食洗機で洗えるのも嬉しい。
飲むお出汁のお店
料理に自信はないけれど、お出汁は好きだから、使ってみたい。そんな時は、専門家の出汁を味わってみるのも楽しいですよ。
にんべん 日本橋だし場
さすが、鰹節のにんべんがやっているだけあって、丁度良いお出汁が、1杯100円で味わえます。
オフィス街に店舗があるので、お出汁好きのOLさんがランチに楽しんでいるのをよく見かけます。
雅結寿
こちらは、コーヒーサーバーでドリップして飲むお出汁です。その斬新なアイデアに脱帽ですが、ちゃーんとしっかりほっこりしたお味で、出汁が出てくれて、心が暖かくなります。
茅乃舎
出汁といえば、茅乃舎。
東京駅のグランスタにも、出汁をカップで試飲できるところがあるんですよ。
店内に「汁や」もあり、ランチなども頂けるので、いつも通りながら気になっています。
最近は、あちらこちらで店舗を見かけるので、ちょっとしたお土産にも気軽に寄れそう!
だしの手軽さと美味しさ
私がだしに衝撃を受けたのは、閉店してしまったのですが、味の素がやっていただしcafeに行ってお味噌汁を飲んだ時です。
一緒に行った当時3歳の息子が、モリモリとおかわりをしたのです。
全然食べない子ではなかったのですが、ちゃんとしたものを食べると人間わかるんだなぁと自分を顧みた瞬間でした。
そこで、出汁のとり方をデモンストレーターにお尋ねしてから、毎度実行していました。が、「忙しい合間に、出汁なんか取れるか~い!」とさじを投げかけた時に天の声…。
コーヒーだって水出しがあるんだから、出汁だって水出しがあるはず~
そして、今度は飲むお出汁のお店で確認させていただくと、全く問題なく作れるとのこと。
万歳!水出し生活!となったわけです。
このお出汁の方法で、たこ焼きをやったら美味しいこと!!!
この料理が得意でない私が、出汁のお蔭でレパートリーが増えたような錯覚を覚える毎日です。
素材本来の良さを活かしたものを摂る健康生活、ぜひ試してみてくださいね。
美味しい出汁があるなら、美味しいご飯↓
ご飯鍋が好きすぎて、動画も出してしまいました笑 萬古焼ご飯鍋のはなし↓
夏の水出しコーヒーは最高!!↓
味噌をすくうのは、コレが良かった!みそマドラー比較↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
More