冷房でノドを痛めることが少なくなりました【冷房が苦手な人にもオススメの対処法】

喉の不調の原因は、○○とエアコンだった

夏のエアコンなど、「冷房」が苦手な方は、とても多いと思います。特に、その冷たい風でノドを壊すという方が多い…。

今日は、不調の2大原因を探ります。

私は、日ごろ声のトレーニングレッスンで、様々なトレーニング方法をお伝えしています。
レッスンをしてくださった方から「ノドが痛くなくなりました！」と感想をいただくトレーニングを、後半にお伝えしますね。

ノドのカラカラは、「口呼吸」が一番の原因

あなたの口は、閉じていますか？

実は、咽頭炎や風邪を引く時、いつもノドから来ている方は、ほぼ口呼吸で過ごしていると言われています。

なぜなら、その浄化作用を鼻が行うはずなのに、直接、口が雑菌を取り込んでしまっているから。

さらには、鼻が詰まるような病気を持っていたら、すべてが口呼吸になってしまいます。

無防備な時のあなたの口は、どんな形になっていますか？

エアコンの風は、ノドに大敵

最近のエアコンには、ノドや鼻を守る加湿機能があるものが増えました。

とはいえ…

梅雨の時期から、ドライ運転をし、夏に突入。
今度は、キンキンに冷やす…。
この寒暖差は、かなり気になります。

ノドは、寒暖差にとても弱いです。
そこに急激な変化に対応しきれないまま、無理に声を出す…。
それこそ乾いた状態に塩を塗り込むような刺激を与えてしまいます。

もう一つは、クリーンな環境化で、エアコンを運転したかどうか？

「床置きのものによる死角に積もったホコリ」が舞い上がる。
梅雨時期のカビの放置。

人間の免疫力は、28度前後で活性化します。
部屋をキンキンに冷やし、身体の免疫力が落ちた状態で、このウイルスを含んだホコリを、循環させてしまったら…。

お、お、恐ろしい！

ぜひ、定期的にフィルターの掃除で、身体を守ってくださいね。

口呼吸を判断する方法

これまで書いたことを総合すると、綺麗な空気になっても、「口呼吸のままだと、ノドが守れない」となります。

そうなんです！口呼吸は万病のもと！

では、口呼吸かどうか、チェックしてみましょう！

いかがですか？

3〜5個くらい思い当たる…なんて方は、本当に気をつけていただきたいなと思います。

自覚がないと、ノドの酷使に繋がります。
たとえ１つだけだとしても、疑わしいなぁと思える項目ですので、お気をつけください。

鼻呼吸トレーニングで、口を閉じよう

あったかい湯船に浸かったら、オッサンのような（笑）深いしみじみ〜とした

／
ハァァ～～～
＼

っていう声、でません？？

オッサンになってください！（キッパリ）

これは、医学界でもちゃんと推奨されている
「ため息」を利用した腹式呼吸を感じる方法。

オッサンで息を出し切った後、その勢いで、鼻から息を吸う。
嘘みたいに、鼻に息を吸い込めます！

オッサンのため息→鼻

と覚えていてくださいね！（私、普段からオッサンみたいに出てますけれどね笑）

続いては、筋肉を鍛えます。

先ほどの☑️のほとんどは、主に舌の筋力低下が影響します。

ノドが乾いた犬を思い出してください。

ものすごーく長く舌を出しますね。

はい、犬になってください。

ベロ〜〜〜ン

これは、出来るだけ長く長く、舌を出してください！
顔が痛くなるくらいがおススメです。

〇口呼吸かどうかの自覚
〇鼻呼吸を意識するトレーニング

オッサンになったり、犬になったり、忙しいですけれど(笑)
日ごろ行っている講座にお越しになった皆さまから、よく相談されるノドの痛み。
改善されたと、続々報告をいただき、効果があると確信しています。

トレーニング2週間後くらいから、だんだん効果が見えてきます。
ぜひ、深い呼吸と、舌の筋肉を鍛えることを続けて、快適な日常を！！！

エアコンを我慢するわけにはいかない季節に、ご活用ください。

声に関する間違いを集めてみました↓