テレビやラジオでは必ず見かけるストップウォッチ
この間、あるところでストップウォッチの話になりました。
「音が鳴らないストップウォッチがあるんだね!」
あ、そうかー。
私が仕事で使うものは、鳴ってしまっては困る。
鳴らないと困る職業もありますね。
スポーツの現場とか…。
トコロカワレバ・・・です。
最近、どうしても2代目ストップウォッチが調子悪い。そこで、とうとう新しいストップウォッチを購入。
(写真左は、初代。右が新ストップウォッチ)
恐らく、番組全体の構成を握る仕事をする方は、右側がなじみ深いと思います。どちらも音が鳴らないこと、カチっと言わないところが素敵です♥
なぜストップウォッチがこんなにいる?
短い時間に想いを込めるという仕事をしていると、世知辛い感じもたまにするのですが、ストップウォッチが助けてくれることもあります。
私がナレーターで、仕事を貰い始めた頃、大変尊敬していたナレーターの先輩に「どんなストップウォッチを使ったらいいですか?」とお尋ねしました。
「それなら、買いについて行ってあげるよ」
もう舞い上がった私・・・・。お財布の中にお金は少なくて、一瞬焦る。
が、高架下の小さな時計屋さんについたとき、無造作にぶら下がっていたストップウォッチを指して、
「コレ、私のと同じ!」
え????
まさかの安心価格。多分、2000円以内だったと思います。
「ストップウォッチは、音が鳴らないってことが分かれば何でもいいの。大事なのはお仕事貰えて、これを使えることでしょ」
かっこえぇぇぇぇぇーーーー(悶絶)
高いのを買えば、ナレーションが上手くなるくらいに思っていた自分。
ババアになりましたが、青い時代を思い出すためにこのストップウォッチは取ってあります。
あなたの喋り、測ってみよう!
あなたの喋りは、早口なのか?ゆったりなのか?
せっかくストップウォッチの話になったことですので、ストップウォッチか、スマホなどで測ってみましょう。
NHKでは、1分間に300文字くらいのペースで読めると、ちょうどよいとされています。
では、原稿です。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定になっていて、西日本の太平洋側や東海を中心に雨雲が発達しています。大気の不安定な状態は8日にかけて続き、西日本では7日夜にかけて、東日本ではこれから夕方にかけて、断続的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
今後も、土砂災害に十分ご注意ください。以上お天気をお伝えしました。(305文字)
いかがでしたか?
これより早すぎても遅すぎても伝わらない。
なりより・・・
大事なストップウォッチの押し忘れがないようにするのが、目標だったりして笑
たかがストップウォッチ。されど、自分を知るとっても大事な道具です。
ナレーター道具については、コチラにも↓
声をどうにかするときは、色々やっています↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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