前回のレザーポシェットの続きです。
金具やスタイルもこだわりたいところですね。
金具あれこれ
鞄のショルダーに使われるものは、ナスカンが一般的ではないでしょうか。
ナスカンもいろいろありますが、首のところが回転すると良いと思います。
市販のポシェットを見ると、ナスカンの中でも鉄砲を使われることが多いようですね。
強度があります。犬の散歩用リードでもよく見る!
中小判鉄砲ナスカン N72200 15mm(丸) アンティーク 首輪金具 日本製
今回、私は13㎜のデザインナスカンにしました。この時、ショルダーになる革の幅に注意!!
厚い革を通すと、ギリギリになるこもあります。厚い革の時は、金具はやや大きめに…!
これにDカンが本体側に要ります。
ナスカンを留めるものは、カシメです。10mmの革幅に対して、9mmを使いました。
ショルダーの長さは、お尻に垂れたかったので、折り返しを含まず103㎝にしました。
蓋を留める金具は、磁石のものが適当かと思ったのですが、うちにあるものを消化したかったので、ジャンパーホックにしました。ただし厚みがでます。
もし、少し薄くしたかったら、バネホックか磁石をおススメします。
側面の仕上げ
縫い目を内側に隠したい人、見せたい人、好みがあると思います。
本来は、表を折り返していれば、もっと重厚な作りになるのですが、先に5㎜の縫い代で穴をあけてしまったということもあって、
別に用意しなければならないパーツは無しで作りました。
表で合わせただけの作りになっていますので、捨てマチ風だけれど、似て非なる合わせ方になりました。
コバは事前に磨いておくと、艶があって良さそう!(忘れがちなので、最初にチェック!)
仕上がりチェックは、ぜひ肩にかけて!
さて、いよいよ肩にかかる重さや長さによって、ポシェットのシルエットが変わらないかチェックです。
写真は夫がモデルです。
夫いわく、「重く感じるな」
そりゃ、入れたいものを全部入れちゃったからね(笑)
1㎝幅という革ひもの食い込みが気になるのかも…。
肩パットをつけるか思案中です。
こういった、微調整は提げてみないと分からない。できれば荷物を入れるべき。
市販の鞄だと、提げるだけになってしまうと思うので、手作りの良さを活かして、ぜひ「入れたいものを入れて」仕上げて見てください。
ショルダーは取り外せますので、ちょっとしたハンドバック扱いで使うこともできますよ。
本体自体はとっても軽いバッグが出来上がりました。(入れすぎ注意!)
買った方が早いわ、調整穴がついちゃうのがいいわな方は、出来上がり品でショルダー調達もいいと思います。
自分好みのカスタマイズを楽しんでくださいね。
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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