初めてなら、革を縫い慣れよう
「手縫いで革カバンを作る」というと難しく感じる方も多いと思います。実は、縫う場所が長めの大きなものを作った方が、初心者は早くなれると思います。
今日は、手縫いで簡単・小さな革カバンを作ってみますね。
挑戦したくなったら、そろりそろりと道具を集めてみてください。
鞄を作る手順は、簡単にいうと
②裁断
③裏処理・端処理
④持ち手を縫う
⑤持ち手を留める
⑥本体脇を縫う
※今回は、余分な手間を省いて、毛羽立ちの少ない革を利用し、③はやりませんでした。
手縫いカバンの良さは、やり直しがしやすいこと。
修理ができること。
何より、下穴をあけるので、素人でもソコソコ目が揃うのが嬉しいです。
どんどん縫って、糸の引っ張り具合に慣れると楽しくなってくると思います。
作りたい作品をイメージする~製図
手順の中で、「製図」ってハードル高い!
だから、縫うところが少なそうな袋を見つけて、まずは大きさをマネました。
そして、それに合わせた型紙を作る。
ところで、縫うのが楽そうなカバンってどんな形?
ずばり
マチがないカバン(↑写真のようなもの)
今回は、小さなカバンでA3くらい。
私は、コピー用紙枚を貼り合わせて型紙をつくってしまいました。
持ち手は、やや長く、56×6としました。
肩掛けできます。
革の購入と裁断がわからないときはイメージから
私は、革材料のお店にイメージ写真を持っていくようにしています。
雑誌の切り抜きでも良いし、今持っているカバンでもよし。
大体の寸法を紙で作り、革に直接あてて型紙が入るかどうか確認。
今回、裁断のルールを無視して、練習がてらどんな風に置けば、革が使えるか図を描いてみました。(周囲は革です)
いぇ~い、手書きでーす笑
(いつか、パソで清書できるよう、頑張りまーす笑)
革に印をつける時は、革用のボールペン(銀ペン)などで書くと良いですよ。
私が始めた頃一番使いやすかったのは、別たちでの裁断。
もちろん、ハサミなら曲線もラクチンですね。
銀ペンで書いた線を、金属定規をあてながら切っていくとガタガタになりにくいです。
私は、こういう定規です↓
ここまでの道のり、長そうにみえると思います。
立体になってくると、テンションアップしますよー。
何より、自分の好きな革で作れるなんて最高!!
今日は、裁断するところまで、書いてみました。
初心者の革選びのお話しはコチラ↓
糸選びのことはコチラ↓
ナレーター27年
CM/VPのナレーション、
声・話し方を整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
がオタクな中学生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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