鞄好きは、あらゆるタイプのものをお持ちですよね。
なかでも旅で、両手が離せる斜め掛けは、とっても便利!
レディースでもメンズでも行けそうなポシェットの作り方をレザーを素材にご紹介します。
バックを大きく分けると、
②TPOに合わせたテイスト分け
③収納能力に合わせた仕事分け
があるんだなと思います。(筆者調べ)
「大は小を兼ねる」とばかりに大きいバッグを持った結果、財布や携帯電話など中身を探すのに苦労するのでは、困る。
手作りレザークラフトの良いところは、それらをカスタマイズできること。
早速すぐ取り出したい小物を入れるポシェットを作ってみます。
作る前にゴールのイメージをしっかり考えよう
趣味の物が増えると困ると仰る方に多い原因は、タイトル通り。
「ゴールがないまま、材料を買ってしまうこと」
すぐ作る必要に駆られず、いつでも作れるという安心感もあり、サイズもバラバラになりがち。
そこで
①入れたいものに応じてイメージリサーチを十分に行う。(私の場合は、近いイメージを通販や雑誌の写真の画像検索などであたりをつけます)
②実際に入れたいもののサイズを測って、全体サイズの決定。
③入れて、どう持ちたいのか?自分の背丈に合う大きさか吟味。
③は意外と重要で、家族兼用ならば中間的な大きさになるのですが、あくまで自分主体ならば自分の身長や見え方にこだわりたいもの。
身長アンダー150ならではの切実な問題として、「鞄に負ける」
「ショルダーの丈が長い」…などがあります。
そのほか、腕が細い、太いで柄の長さを変えることもありますので、じっくり検討したいところです。
作業の流れ
②裁断・下処理
③コバ磨き
④金具をつける
⑤縫い目をあける
⑥縫う
裁断と下処理
いつものように、型紙は方眼厚紙で作っております。
今回、どうしても固めの革が欲しかった!(芯を貼るという処理を増やしたくなかった)
そこで、革の種類は、カーフにするか、固めの処理がされている牛にすることに…
予算的は、イタリアンレザーとかコートバンは…除外されましたが(笑)、なかなかよい厚みと硬さの革が見つかりました。
色は濃紺。
紺のビニモ使用。
床面は、トコフィニッシュで毛羽立ちを抑えます。
コバは、今回はトコフィニッシュで磨いたのち、透明のコバコートで艶を出しました。
W27㎝×T45㎝
側面はW6.5㎝×11㎝ほどで、底面はちょっと丸みをつけています。
今回入れたいもので一番大きなものはどれ?
今回入れたいもの
〇御朱印帳(趣味全開!)
〇財布
〇小銭入れ
〇スマホ
〇スマホ充電器
〇ハンカチ
あれれ?結構ありますね(笑)
一番大きいのは、御朱印帳です。
これが横置きで余裕で入る高さに折り曲げて蓋をとります。
次回は仕上げや金具についてを書いてみます。
コバコートの使い方などはコチラ
糸選びはコチラ
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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