人に勧められると不思議と手に取ってしまう本
この間、整理収納アドバイザーの先輩が「ワンダー」を読んだという記事を投稿されていました。
前から、本屋で気になっていたのに、買おうとしていなかった本。
猛烈に読みたくなりました。
主人公も息子と同い年だし、読み聞かせられるしな…。
早速、電車の中で読む本にしました。
こんな風に、人に勧められて読むと、自分のジャンルが大きく拡大できる素敵なチャンスですね!
感情の整理に困って号泣したから、電車は失敗だった
主人公オーガストは、息子と同じ10歳の子供。
多くの病気を乗り越えて学校に行く話です。
こういうタイプの物語によくあるのは「泣かせる場面がぜったいある」
作為的なものは苦手ですが、まんまとドはまりしてしまうのよね…。(年齢的に涙腺弱い)
でも、ここに出てくる家族が、冷静で隠し事がなくてカラっとしている。
うん、大丈夫、読めそう。車中にもっていこう。
が、大失敗!
結果的には、うつむいてハンカチ持って、ヨヨヨヨヨ~(-_-;)
この本は、人によって感動する場面は違うと思います。
ネタバレになってしまうので、最小限にとどめようと思いますが…。
人の心の抱える闇みたいなものをどこかで何かのタイミングで、私も常々知ってしまうことがある。
幸か不幸か、それをオブラートに包む術もすでに持ってしまっている。
そのオブラートが何であるか?をオーガストや取り巻く人々から、思い知らされる感じがするのです。
心に刺さる…。
なので、ラストシーンで感動する人もいると思うけれど、心動かされるところが沢山あった本でした。
そんな私のようなヨヨヨ読者をよそに、オーガストのクールな感じ。
ここに本全体のバランスの良さがあったんだなと思います。
映画化決定!2018年6月15日より公開!
息子に読み聞かせていたら、「それ、映画になったんだよなぁ」と遠くから夫の声。
予告編が流れていたそうです。
公式Twitterに、予告動画がありました。
ジュリア・ロバーツが高校生のママ役なのね。若干の感慨…。
DVDで楽しめます(2019/9 追記)
物語も、映画もどちらも秀逸だったと思います。
自分の弱さと、人間力を考えるときに、しばし立ち止まれる物語です。
笑える映画をたっぷり集めてみました↓
芝生の上で親子で映画、結構これがいいんです↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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