部屋の整理をしていたら、おびただしいカセットテープが出てきました。さて、どう整理するかなぁと思って、色々調べていたら、なんと現在も細々と売れているというではありませんか。
そこで、お世話になった(笑)カセットテープについて調べてみることにしました。
インテリアにもなるカセットテープ
出典:TABLES
このアナログ感がたまらないカセットテープをコーヒーテーブルに仕上げたのは、ロサンゼルスの3人組アーティストTABELES
木目が、古さと新しさを出していて、独特の風合いです。
カセットテープのディテールをじっくり眺めたことのない人でも、ここでコーヒー片手に語りたくなりますよね。
カセットテープは国内でまだ生産されている
唯一生産販売を行っているのは、日立マクセル
つい最近までは、地震や停電でストップしても、ストップしたところから流せるようにと、披露宴会場などでもBGMの素材として重宝されてきました。
MDやCDの操作は出来なくても、カセットなら大丈夫!という60~70代に根強い人気なのだそうです。
そのほとんどが、10分のカラオケ用だそうで、今でも100万本の生産量・・・。
テープ伸びちゃったら、新しいのが無いとね!
カセットテープのCMは大物アーティストの宝庫だった
70~80年代、好きな音楽をセレクトして、一つのテープに収めた、ダビングしてもらったなどなど、ちょっとしたトレンドとして隆盛した時期もありました。カセットテープのCMに出た海外アーティストが人気になったのもこのころ。
WHAM!やSTEVIE WONDERなどなど!
どうですか?キャッチコピーが、かなり斬新!今聞くと、ぐっときます。
今、またキャッチーらしい、ラジカセ!
ラジカセって何?という現代の若者も、これを見ると「かっこいい~」とオシャレに感じるらしいラジカセ。
そういえば、オートリバース、オートストップ、自動巻き戻しがついていると、相当ハイテクだと大騒ぎしたのはいつだったでしょうか?!
去る5月、大阪で開催された大ラジカセ展が、東京・池袋で12月9日より開催されます。
そう、「懐かしい」と「かっこいい」の声が同居するとともに、日本の技術が世界に羽ばたいた象徴といえるラジカセを眺められる企画展
カセットテープレコーダーはないけれど再生したい
おびただしいカセットは残ったものの、肝心のカセットデッキがもうダメだ!
そんなこともありますね。
変換してパソコンなどで聴ける方法がまだありました。もしかしたら、あの懐かしい雑録?!が蘇るかも知れません。
私も、一時はこういったもので、MP3化をしていました。
復刻!カセットテープ
いかがでしたか?懐かしすぎる?いや新しい?
なぜ、現在になって、ここに戻るのか?
デジタルで忠実に再現された音より優しいと感じる方が多いのだそう。
使い古した丸みを帯びた音が、身体に心地よい…。
ノスタルジック、センチメンタルを表現するなら敢えてカセットテープ!というアーティストもいらっしゃるそうです。
最近では、レディー・ガガなどがテープでアルバムをリリースしています。
電子音に囲まれた世界に疲れたら、ちょっとアナログに戻ってみる…。単なる時代回帰でなく、ものづくりの原点を感じるとか、癒しのひとつになることがあるんでしょうね。
カセットテープの復刻! 納得です。
カセットだけでなくCDを整理したときの話はコチラ↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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