小学生男子って、とんでもないところに穴をあけてきませんか?
カバン、体操服、傘、消しゴム?!
特に一度縫ったカバンは、長く使ってほしいもの。だって手をかけたわけだし。
そこで、ちょっと丈夫なカバンを作ることにしました。
コンセプトは、「中学でも使う。丈夫。なんなら私が使う」
カバンの角を補強するもの
角の補強については、こんなブログを書いたことがありました。
実は、その急所を見事に外して、穴を開けてきた!
悔しいけれど…悔しいけれど…
革を使ってみる。
(たまっていたあまり革を有効に使います)
悔しいけれど…悔しいけれど…
底鋲まで打ってみる。
(牛革を守りたい一!)
貯めた生地…いや、忘れていた生地で程よいのがあるので、それを使用。
「悔しい」と書いているのは、手荒な使い方をする息子に革の良さなぞわかるまい!と思うから。
ひたすらもったいない。
違いのわかる男になることを期待します。
ともかくも、長く使えることは大事!
そして、そういうデザインでありたい…。
カバンの穴を防ぎたいところは、どこでしょうか?
子供の鞄の穴を見て驚いたのは、補強した角の周りが傷むこと。
…ということは、少しでも広く何かで覆う方がいいわけです。
(1)出来るなら、全部革で底を覆う…
(贅沢すぎて、めまいがする)
躊躇するなら、角を包み込む面積を多くする。
なので、上のような形となりました。
ミシンなら、合皮をおススメします。
市販の角あて合革には、縫う時に置く位置を説明するものがありました。
今回は、本革をあて、手縫いしています。
※底びょうを打つなら、手縫いする前に打ってください。手縫い部分があるなら、先に縫ってから立体にミシンしてください。この写真は、手順を変えています。
(2)底板を入れる。
底板は、ハサミで切れるものが販売されていますよ。
そもそも!
底をズルズル引きずって歩くようなことをする可能性もある。
ならば…
(3)底びょうをつける
ずばり、接地する場所を減らすこと!
もし補強しないなら、底びょうだけでもつけるちがうと思います。
〇底びょううつなら、底板を内側に入れることをおススメします。
(4)持ち手の長さ・太さを工夫する。
きっと持ちにくいから地面に置いちゃう、引きずっちゃう。
持つ人の希望に合わせて、長さは慎重に微調整。
よくあるのは、中身が大きくはみ出して持ち手が短かくなっちゃうこと。
いつも手持ちなのに、急に肩掛けにしたくなること。
何でもかんでも入れる人ほど、肩掛けになるようにしないとしんどいですね。(私のことだ笑)
それから意外に盲点!持ち手の太さ。
当たり前だけれど、幅広い方が疲れないです。
持ちやすさからいうと、細い方が良いけれど、肘に通したり、
肩にかける予定なら、太さもチェックですね。
ボディバッグの角を修理した時のはなしはコチラ↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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