初心者でもトライしやすい革を選んでみよう
最近は、気軽にレザークラフトにトライする方が増えました。
革を選ぶときに、様々な動物の様々な部位に出会いますが、素人の私が、練習でよく使ったり、楽しんでいる革を中心に、選ぶコツなどをお話ししたいと思います。
革の大きさの単位
革屋さんに行くと、まず値札に書いてある〇〇デシ
これは、革の面積を表します。10×10が1デシとなります。
すでに型紙や本をお持ちでしたら、この単位を基準に選んでいくと良いでしょう。
大体成牛1頭の革が、200~300デシですので、いろんなや大きな鞄をつくりたいというのなら、1枚革を探すと、あれこれ使えて裁断もしやすいと思います。
型紙を持って、お店の方と相談すると良いかもしれません。
どんな革が良いの?
これは、広げたときの傷の状態や動物の種類などで、値段もかなり変わります。
広げてみて、背中とお腹の部分がどこに当たるかなどをお店の方に尋ねれば、伸び縮みも、わかると思います。
一般的に、背中より、お腹が伸びやすいです。
革の良し悪しで身近でわかりやすいのは、ランドセルの値段の違いでしょうか?
コートバン、ヌメ革などに比べて、牛革になると3~4万円安くなるような差が出てきます。
イタリア革など海外の革も値段は高価です。
いきなり値段が高くて、上質なものは勇気がいる場合は、馬、羊、鹿、豚、山羊など柔らかめで、縫い易いものもありますので、実際手に取って、風合いを確かめてみましょう。
逆に縫い易いが、柔らかすぎる場合は、床革やクッション材を貼り、張りを持たせる方法もあります。
どの革も世界に一つだけのオリジナルな風合いです。同じ種類の革を広げているのに、指紋のように様々な模様を見せてくれます。
好きな模様やしわを探すのも面白いかもしれません。
保管をするときは?
まず購入して持ち帰るときも、できるだけロール状で持ち帰り、しわが寄らないようにします。
家で裁断まで、保管するときは、革は呼吸するので、湿気の多いとこに置いてカビないように気をつけたいものです。
気に入って選んだ革が厚すぎる場合は、お店で漉いて頂けるが尋ねてみましょう。有料で漉いてくれるお店もあります。
お店でいろんな革に出会うのが上達の道
値段通りの良さを見せてくれる革ですが、使えば使うほど味がでるタイプのもの、薄くてミシンも可能なもの、組み合わせると面白いもの、色や模様が素晴らしいもの・・・本当に奥が深く、面白い世界です。
前回使った革が羊だったから、今度は同じ型紙で牛を使ってみよう・・・など、色んなトライ!!
かく言う筆者は、いまだにヌメ革は好きですが、緊張します(笑)
小さい作品ばかり作ってしまいます。
逆に、牛のヌバックは大好き!!
糸や革が擦れても、自分で修理できるところも、革の良さですよね。
次回は、まだまだ革修行中の筆者が縫い始めたものをもとに、お伝えしたいと思います。
お店の紹介などは、こちらの記事↓
糸選びの記事はこちら↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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