人生は一冊の本

作者日記


今日は、本の話です。

本に触れるキッカケなんて、割と単純なのかも

私が小学生の時、自転車で20分かかる図書館に足繁く通いました。

それは、「褒めてくれる司書さんがいたから」

カウンターに本を持って行くと、「今度はそれに挑戦するのかい?すごいなぁ。全部読めたら教えてね」と話しかけてくれて…。

そうこうするうちに、好きな本だけ読むような大人になり、新しいことに飛び込むことはしなくなっていき…。

司書さんに褒められようとしたピュアな彼女はどこへ?

新しいものに触れるキッカケって単純に転がっていそうだけれど、意識ないと遠のきますね…

視点が変化しているから面白い

10月末、整理収納フェスティバルという催しで、ブックコンシェルジュをしました。
会場に、整理収納アドバイザーが書いた本がたくさん並び、そのご案内をするというものです。

そこに数年前、片づけが苦手だった私が読んだ本も出ていました。

当時は読んだだけでは、部屋は美しく出来ず、ズラーッとコレクション…。
まるで、「インテリア好きの知識なし」という状態です。

アドバイザーという知識を得てからのいま、もう一度読んでみると、どこでつまずいていたのかが見えてきて、どれもこれも面白く読みました。

そういえば、ある本を借りようとしたら、例の司書さんに「高校生くらいになって、もう一度読んでごらん」と言われたことを思い出しました。
高校の教科書に載っていて、再び読んだのですが、それでもまだ難しい。
けれど、12歳のときにはなかった感情が生まれました。

こうして、再び本を読むことで、自分の変化を知る瞬間に出会えることがあるんですよね。
いまさらながら、お相手をしてくださった司書さんの言葉が有難いなぁとシミジミ…。

人生は一冊の本

タイトルが仰々しいと、怪しんだ方もいらっしゃるかと思いますが笑、

種明かしすると…。
長田 弘さんの詩の一節です。(現在は絶版となった、『世界は一冊の本』)

息子の学校の図書ボランティアが、毎年卒業していく6年生に読んで贈ります。
見聞きするものすべてが、本なんだよという内容です。

大人になった時、「あれって、そういうことか!」と思う瞬間に出くわす喜び…。

コンシェルジュの準備で、普段読まない本に出逢えたことも楽しい出来事でした。
ピュア濃度極薄女、また新しい本に出会って楽しみたい。

早速本屋に立ち寄ろうと思います。

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