キーケースを手作りして安全下校
働く主婦も増え、留守番問題、小1問題…、登下校の心配は増えますね。
子供というのは、無防備で、エントランスでヨッコラショとランドセルを置いて、ランドセルポケットをごぞごそ・・・
他人には、何をしているのかすぐにわかる状況で、鍵を開けることは目に見えています。
そこで、適当に作ったキーカバーを投入したのですが、3年使って見事にあちこちが痛んだので、また3年間使えそうなものを作ることになりました。
安全で、快適なカバーにしたいと思います!
ランドセルによって違ってくるキーケースの大きさ
息子のランドセルは、いたってシンプルなタイプ。
ただ、ショルダーのキーホルダー用金具が、他社のランドセルより下の方。
キーカバーを取り付けたら、ちょっとカバーが長く感じました。
それから、キーを2本使うので、結構分厚くなるのです。
まず、作るときに、リサーチしておきたいことは・・・
○ランドセルのショルダーについている金具の高さや有無
○使用回数
使用回数は、遊んで使ってしまい、金具や、布が傷むことも考えての話です。(うちの子は、必須項目でした)
ランドセルキーケースの型紙をつくる
まずは、適当な布をショルダーの一番太いところに巻いてみます。
その長さに、キーの厚みが加わると考えて、ショルダーがブカブカに余るくらいの布幅にします。
三つ折りして、マジックテープでつけますので、そのようにして布を巻いてください。
我が家は、出来上がりを縦×横13×18としました。
三つ折りにしたら、大体端から5㎝のところで、折れるといい感じです。
この折れ目のところにファスナーが来ると想像・・・。
ところで、ファスナーをあけたら、ポケットの中も模様が欲しい。チラ見えがカッコいいかも~♥
・・・ということは、ポケット内布もいりますね。
こちらは、縦×横13×10.5にしました。
ポケットを付ける場合は、さらに布が外側に必要です。
ランドセルキーケース(リールつき)の材料を100均でそろえよう
今回は、我が家で余っているビニールコーティングの布、バイアステープ、金具以外で必要なものは、全てダイソーで揃えました。
ダイソーって便利!!
100均でも、手芸店でも、10㎝前後の短いファスナーを購入してください。
どうやら、ダイソーは12㎝のようです。(出来れば10㎝が欲しい)
【必要なものリスト】
●マジックテープ(接着テープなしのものじゃないと、ミシンの針がくっついてしまいます💦)
●ナスカン
●2重カン(リールキーホルダーに2重カンがついていたら、それを活用)
●リールキーホルダー
●短いファスナー(10㎝くらいがベスト)
●PPテープ1㎝幅か1.5㎝幅(Dカンやナスカンに通すので、金具幅に合わせてください)
●ビニールコーティング布か、ややしっかりした布(30㎝角あれば足ります。表用・裏用と用意。表と裏が違う柄の場合はそれぞれ30㎝以内でご用意してください。詳しくは、型紙を参照)
●バイアステープ70㎝くらい(周囲をグルっと囲める分量)両折になっていて、折ったときに8㎜~1㎝あれば、良さそうです。
●シルバーの両面カシメ極小と小各1つ(写真では片面カシメを使っています)
●ポンチ(穴開けの道具で、ダイソー手芸コーナーには、ありました)
カシメとポンチですが、丈夫にできることは間違いありません。
ミシンで縫って処理しても出来ますので、無理に使わなくても構いません。
ランドセルを背負った時の動作を考える
子供帰宅⇒鍵⇒ファスナー開ける⇒リールキーホルダーをピューっと伸ばす⇒鍵を開ける⇒リールキーホルダーを元に戻す⇒ファスナー閉める
このような流れで、ほぼランドセルはおろさずに、作業が出来るはずです。
・・・ということは、マジックテープを開けたり、リールキーホルダーのワイヤを伸ばしたりするうちに鍵やケースが落っこちないようにしないといけないわけです。
ファスナーポケットの中にもキーを留める金具が要りますし、ランドセルにキーホルダーのようにつける金具も必要となります。
もし、帰宅したあと、習い事に出ることや、もともと電車通学であったり、ご自宅がカードキーという方もいらっしゃると思うので、ICカードが入れられるポケットがあってもいいかもしれません。
ランドセルキーケースの布を裁断をしてみよう
<ICカード用ポケットがいらないパターン>
13×18の表布1枚、内側表布1枚、
13×10.5内側中布1枚裁断
裁断の際には、ぜひ厚紙方眼紙で作った型紙を使ってみてください。素早く寸法が取れて、便利です。
内側表は、ファスナー用に裁断するので、縫い方の時に説明を加えます。
次回はいよいよ、縫っていきます。
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
More