宅録道具はコレ
この間、自宅の点検にいらした業者さんに、びっくりされました。
「す、すごい機材がありますね。僕がお邪魔したこれまでのベスト3のお宅に入ります。一体何をなさっているんですか?」(ほかのベスト2が気になる。。。)
昨日、宅録(自宅録音)していて、ふと思いました。
フリーランスの場合、よくある自宅録音も、一般的にはどうやっているのか不思議なんだろうな…と。
どんな機械を使うかというと…
そして何をおいても、大事だなと感じるのは自分の声を忠実に聞かせてくれるモニターヘッドフォン!
これがあるとないとで、編集の具合が変わってきます。
初期の頃は、こういう簡易な感じで録っていましたが、コンデンサーマイクには、向かない環境です。当時のソフトは、Audacityを使っていました。最初の編集の練習に、直感的にできて、良いと思います↓
現在は、マイクの変更(コンデンサーマイクにしました)はありましたが、スタンディングで録っています。↓
実は、私は椅子に座った場合、足が地面につかず、ブラブラするので、
音に踏ん張りがないことがありました。(個人差があります)
自宅録音の雑音どうするの?
お客様がピンポーンとインターホン鳴らせば、録り直しです。普通の部屋なので。
それ以外の雑音は、マイクと納品先の技術さんが頑張ってくださり、動画とともに美しく加工されます。
これは、本当にケースバイケースなのですが、編集する方が、すべて整音してくださるなら、私としては、素のままの声を納品しても良いのでは?と思うところもあります。
基本的に、「防音」は、宅録ではリフォームしない限り、厳しい。
せめて、「吸音」には励んでおきたいところ。
自宅録音で、プロとして納品している人の中には、
自宅にブースをもっている方や、クローゼットを改造した方もいらっしゃいます。
そして、簡易なものは通販されている!!!
私は、今は吸音シールドを前においてやっています。そこそこに吸音してくれますが、毛布をかぶるなど、塞いだ方がより効果的になると思います。
スタジオ録音の時は、もっとシビアに音が入るので、アクセサリーを外し、空調無しに耐え、体の向きを固定…
一人でブースに入るので、あまりほかの方の様子を拝見したことはありませんが、手足が凄く動いても、マイクから口がずれないような感じです。
冷暖房の風音もカットするので、かなり過酷で地味な作業です。こうして、雑音を自ら少なくして、かつ、編集でノイズを取ります。
このシールドをした場合でも、上下と後ろの音を拾うので、整音にすぐれた編集ソフトを一つもつことをおススメします。
私はコチラを使っています↓
マイクにちゃんと声がのる
世の中、やたらと化粧がお上手な方がいて、その方のことを「メイク映えする」という時があります。
声の世界も「マイク乗りする」人がいます。
それだけに声グセが分かるとマイクも選びがいがあります。
私の場合は、楽器屋さんにあるマイクお試すブースで試した結果、今のマイクに落ち着きました。
楽器屋さんでは、「高音を豊かにしたい」とか「低音に厚みをだしたい」という具体的なオーダーがあれば、より分かりやすいです。
機材も年々進化しているし、私のものが全ての方に合うというわけではありません。
可能ならば、録音スタジオに行ってみる。
どのメーカーのマイクやヘッドフォンを使っているかという情報は、ブースに入れば、わかってきます。
ちゃんとしたスタジオなら、信頼がきると思うので、そのメーカーのエントリーモデルからスタートするのも悪くないと思います。
もし、このような職業を目指す方がいらっしゃるのならと思って、色々書いてみました。
楽器屋さんで、機材も楽しんでみてください!
私も、たくさんの方の耳に、快適に届くように頑張ります!
マイク沼もいいのですが(笑)、環境は大事!↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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