マイクを使うと、すぐに吹いてしまって、ノイズが出ちゃうなんていうお悩みがありませんか?
ノイズは一回出てしまうと、録音でも修正ができない部分です。
✔ユーチューバーで、音声を別録りしている方
✔良いマイクのはずなのに、実力を発揮できない方
✔動画・オンラインセミナーで、自分のノイズが気になる方
✔歌が上手いのに、マイクを使ったらノイズが出ちゃう方
そんな方へ、今すぐ使えるテクニックをご紹介しますね。
マイクのノイズは、道具で対処してみる
ドラマや、バラエティのロケなどで、出演している方の声がどうして、雑音がなく聴こえるのか?
これは、ひとえに、マイクに仕込んだ道具のお陰!
あれ、プロしか使わないものって思っていません???
むしろ、声の調節が難しい方ほど、気にした方がいいと思うんです。
ピンマイク(洋服などにクリップでつけるマイク)も、
ガンマイク(棒の先にマイクがついていて、人の上に棒が差し出される。カメラには映らないように画角を考えて収録している)も、
ウインドスクリーンというものがついています。
あのモフモフっとしたやつです!
以前紹介したソニーのコンデンサマイクのピンマイクには、こんなスポンジ↓
ガンマイクの場合は、毛足が長いタイプが多いですね↓
そして、我が家のダイナミックマイクと、コンデンサマイクにつけているのは、
ポップガード
ちょっと本格的に見えて、ビックリしちゃうかもしれません。
けれど、録音で、ブワっと空気が入る音が気になるのなら、絶対つけてほしい
ダイナミックマイクには、これをつけてます↓
コンデンサ―マイクには、これ↓
すこしでも、ノイズがなくなるなら、安いもんだなと思っています。
「情熱あって声が大きいから、ツバが飛ぶんだってば」と思っている方へ
考えられる理由として挙げられるのが
✔鼻息が荒い
✔肺活量がある
✔マイクに近すぎる
✔言葉に力が入りすぎる
このようなことでしょうか。
マイクがよく拾う音は、鼻息が一番大きいと思います。
鼻息が出るタイミングとしては、言葉の冒頭や、文章の冒頭。
「冒頭が強い」という感覚をもって、優しく息をコントロールする必要があります。
鼻が詰まっている方も、ノイズになりやすい。
苦しいので、息を一気に吸えず、頑張る音が入るんですね。
ポップガードやウインドスクリーンをつけると、こうした鼻息は、小さくなります。
あくまでも、喋り方の癖でもあるので、マイクから顔を遠ざけてみて、最適なポジションをまず見つけてほしいなと思います。
ツバが飛ぶ方はどうでしょうか?
これは、舌の動かし方が鈍くて、唾液を巻き込みながら喋るペチャっとした感じの方に多いようです。
唾液のコントロールって、舌・あごや表情筋がきちんと動かないと難しい。
まず、それを動かすトレーニングを日々やってほしいなと思います。
かく言う私、新人のころは、肺活量もないのに、声を引っ込めてしまって音が小さくなってしまいました…。
そこから、大きく声をだすのは、大変!
思い切り出した上で、少しずつ調整するのが良いです。
パ行、タ行が強い方は、吹きやすいです。
滑舌が悪くて、パ行やタ行を強調しようとした途端に、吹く。
そんなことがないように、日頃から舌を動かすのは、とっても大事だなと思います。
〇息やツバを防ぐ道具をマイクにとりつけてみる
〇唾液の出すぎは、鼻呼吸がうまくいっていない可能性あり
〇舌の筋肉や、表情筋を鍛えて、唾液の調整をスムーズにする
〇常に力んで話す必要はない
道具が間に合わない方は、自分の言葉のクセに気づいたり、トレーニングで唾液をコントロールしやすくすることが、今すぐ解消できる一歩!
人に聴いてもらう記録として(録画・録音)マイクを使うなら、必ずリハーサルして、音量とマイクの距離の調整をしたり、道具を足すことを考えてみてください!
マイクを離したり、近づけたりするテクニックがうまくない私は、もっぱら道具に助けられる派(笑)
あって良かったなって、いつも思っています!
ナレーターの基本道具を調べる方がよく読んでいらっしゃる記事です↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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