片づけられない理由が分かるとほっとする
皆さんは、自分が片づけに困ったことがないタイプでしょうか?
私は、片付け方が分からないで何年も悩んでいるタイプです。
整理収納アドバイザーという資格を得てからは、その私のダメなところがある程度解明出来てきました。
そうすると、長年悩み続けていたことが「これからでも大丈夫だよ」と言われたような気がして、本当にほっとしたことを覚えています。
とはいえ、簡単ではないのが片づけそのものです。
片づけられない人を勇気づける2冊
整理収納の本を、山のように買い、整理収納本なら我が家は、図書館できるよーっていうくらい(笑)
ルールを知れば、その本のすべてに共通項が出てくるのですが、それすらつかめないまま、生活し、本を読んできました。
アドバイザーになってみると、私のような苦手なタイプには自分を知るものがあってもいいなと思いました。
その中で出会った2冊がこちら。
「捨てられない~」の方は、精神面でどういう気持ちからこういう風になっていくのか、解き明かしてくれています。
モノにカタをつける(片づける)
捨てるもので、一番悩むと言えば、思い出グッズでしょうか?
今日、片づけをしてみたらすごいものが出てきました。何だと思いますか?
一つ目は、大学時代の学生証
二つ目は、新婚旅行で南の島に降り立った時に、空港で現地の方にかけてもらった貝殻ネックレス。
懐かし~!
と思ったか、
え~~!
と思ったか?
実は、後者です。
まだ持っていたのか!!
この時点で、気持ちにカタがついていたということなのです。
多分、数年前までは、前者の「懐かしい~」でまた元の箱にしまい込んでしまったと思うのですが、さらに数年経つと、心の中にきっちりケリがついたんでしょうね。
モノにカタをつける・ケリをつける時間を持ってみるのもいいものです。
高価なものと経年劣化
もう一つの我が家の悩み事は、捨てられない電化製品が多いこと。
これは、家族の趣味と私の物が重なった結果なのですが、マイクが3本、パソコンは6台ありました💦
こういうものは、本当に捨てづらい。
だって、買った時はそこそこに値段がするものですからね…。
それから、捨てる時のゴミの分別やリサイクルが難しい!
今回、マイク1本とパソコンのモニター2台をリサイクルすることにしました。
マイクは故障しているので、廃棄です。
パソコンモニターは、古すぎて地域のゴミ収集のルールには適合しませんでした。
メーカーに問い合わせ、ようやくリサイクル方法が分かったので、メーカーに申込をしました。大事に取っておくと、廃棄すら難しくなるんだなと痛感しました。
その時のお値段と反比例して、リサイクル業者の評価額といえば、引き取っていただけるだけでもマシといったところ。
あんなに高かったのにーって思うものは、もう時代遅れになって使うことが難しいものが多いんですよね。
片づけらない人はリバウンドしやすい
長年悩んでいるのは、「片づける気が全くない」わけではなく、綺麗な状態が続かないこと。
これは、勢いよく片づける量が多いからだということが、徐々にわかってきました。
それから、これまで一緒に住んだことのある家族や友人に認められたことがないというトラウマや、仕事や趣味が楽しくて逃げてしまう自分の不甲斐なさなど、色んなことをどうにかしたくて、とりあえずスイッチ入れて、片づけを頑張る時があります。
その頑張りが過ぎるのです…。
大抵の片づけられない人は、頑張りすぎないのが一番長続きするのです。
何でもちょっとずつが良いですね。
自分と向き合う
自分はこんなに一生懸命にしている(隠している・押し込んでいる)から、ある程度は片づいている。
なのに、何かモヤモヤ
そういった時には、一生懸命の中身に向き合って、自分をしっかり労わることも大事かもしれません。
色々主婦は、OLは忙しい…。
だから、ちょっとずつモノにカタをつけて、処分する。
こんなこと、あんなこと、何十年も前の自分にも言ってあげたかった(笑)
日々思いながら、すこーしずつモノを処分する春です。
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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