隠す場所を作っていませんか
ゴールデンウィークに、お片づけにお邪魔したお家や我が家から、懐かしいものが、相次いで出てきました。
我が家から発掘されたのは、20年以上前の海外旅行の旅券半券やパンフレット。
入っていたのは、本屋さんで小説を買った時などに入れてくださる薄い紙袋。(今は、ビニール袋ですよね)
ざっくり入れた袋が、段ボール箱の底に埋もれていて…。
中身が透けて見えない段ボール箱、大きなものを使う方が多いですね。
紙の箱は、虫がつきやすいので、できるだけ中を確認したほうがいいと思っていました。
虫はこわーい!!!
ただ、『家族のもの』は、勝手に触れられない。
今日は、「意味不明箱」を我が家はどうしたか?というお話です。
じっくり片づける
整理収納アドバイザーにはよくある依頼の箱の中でも代表的なのは、次の4つ。
「小学校の時の宝物関連」
「お子さんが巣立ち、放置されている箱」
「趣味を詰め込んでいる箱」
これ、目の前に現れると、ちょっと心折れそう、または夢中になる箱ですね笑
開けたら最後!
私も実家の押入に、預かってもらおうとしたことがあります。
帰省して一度も見なくなる笑
資格を取ってからは、1日半箱ずつくらいのペースで、ゆっくりゆっくり片づけ、1年かけて減らしました。
まずは、自分のものをコツコツ…。
途中で、家族が動き始めました。次第に家族総出。
不思議です笑
あれだけ「家族がやってくれない!」とキーーーーーってなってたのに。
私も心折れないように、1日の作業は、15分くらいと決めていました。
家族も私も無理せず、じっくり片づける。だから、みんな穏やか笑
因みに、冒頭の旅券類は夫のものです。
「今は時間がないから、後でみる」んだそう。本人も存在を忘れていたようですが、初めての海外旅行の品々らしいです。(虫に好かれる前に救出できてよかった笑)
そうですよね。目の前に「謎の箱」が突きつけられたら、私も同じように「あとで…」と答えるな笑
隠そうと考えると存在を忘れる
「モノをとりあえず隠す」と考えてしまうと、どうしても存在を忘れたものが増えます。
やっておくと良いなと感じるのは…
箱のサイズを小さくする
中身がすぐ見える高さの箱に入れ替えるだけでも、スッキリ!
大きなバッグには、小さなバッグを重ねていく
うちのキャスターバッグは、大中小の3個。そのうち大と小は、入れ子にしています。
中身もバッグには、バッグしか入っていないという…。サブバックも、キャスターの中です。
(私が入るのではないか?というくらいのデッカイキャスターバックは、場所とります…)
秘密の場所や、隠す場所があっても悪くないけれど、忘れない。
活用したいですね。
あっ、結構な割合でお客様のところでも「お金」が出てくるんですよ笑 埋蔵金、大歓迎!
片づけるといいことあるって本当だな!
かさばる「取り扱い説明書」の整理についての記事はこちら↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
More