整うということ
大掃除を小掃除にしようと数年前から画策中です。
そして必ず小さい場所からやります。
我が家の最も小さな場所は、洗面所です。
そこが終わって、次は下駄箱でした。
お家によっては、シューズクローゼットと呼べるような大きなもの(天井まであるような)をお持ちの方も多いと思います。
「小さいと入らないから、持たない」
ここに行きつくまでは、「開けられない下駄箱」でした(笑)
掃除の時は、もちろん全部出す。
そして、履いてないなぁ・・・という靴を除外。
この間、以前、整理収納アドバイザー2級認定講座を受けてくださった受講生の方が、久しぶりにメールをくださいました。
「整う」って信じられないくらいいい言葉だったんですね。
私も、下駄箱を眺めながら、ジワリジワリとその素敵な言葉を実感しました。
その方は、「何度も開けたくなる」場所づくりに、今もいそしんでいるそう。
何度も開けたくなる下駄箱にするには?
においもあるしね…
とか、
ここは、あまり人が見ないから…
とか、たくさん理由が出そうな下駄箱。
つまり開けなきゃ、いい(笑)
隙間がない時は、当然ながら入らない靴が玄関に並ぶ…。
ところが、好きな靴だけ、活躍する靴だけにしていったら、タタキに出ている靴まで全部納めたくなってくるから不思議です。
納めたくなるわりに、うちの下駄箱は、すごく狭い!
そのために、突っ張り棒を使って、すこーしばかりスペースを確保しています。
棚板は、一枚抜いて、長い靴が入るようにしたり…。
火事場の馬鹿力的なレイアウトが思い浮かんできたりして、案外楽しい。
一度空っぽにして、掃除する…
なかなか味わい深いです。
そういえば、こんな本を時折読み返しています。
小掃除に切り替えていこう
神戸に「履き倒れ」という言葉があります。
兵庫県に長く住んだのですが、靴屋が多くて、本当に楽しかった!
だから、ついつい買っちゃう!履くものは、その靴でなくても…。
引っ越すたびに、それを見直してきたのですが、それでも増えます。
そんな時に、「履いてナンボ」って言葉も同時に思い出すようにしています(笑)
そうしたら、ぐーっと厳選されて、靴あんまり持ってないねーな下駄箱になってしまいました。
でも、お掃除は断然楽です。
そして、「履き倒れ時代」に楽しんだお買い物も、もっと慎重になったような。
こうして失敗を繰り返しつつ、楽しくお掃除ができる空間にしていくと、去年よりは今年、今年よりは来年・・・と大掃除が小掃除に!!
去年よりちょっと早く終えた下駄箱掃除にほっとしています。
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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