キッチンシンク下は、見やすく使いやすく
シンク下が開き戸で、奥のものを取り出しにくいと思ったことはありませんか?
下に引き出しがあったらどれだけ、楽になるか!
少しでも、使いやすく、奥のものを引き出せるように、シンク下に引き出し収納を作ってみました。
シンク下に納めている調理道具を、見やすく使いやすくしていきましょう。
引き出し式にする準備
引き出し式にするときの最大のメリットは、
使いやすいものだけを残せること!見渡せること!
①全部だして、中身を把握します。
この時に、出来るだけ要らないもの、使いにくくてそのままのものなど、すでに「物置状態になって使っていないもの」を取り除くことで、置きたいものが見えてきます。
②普段の料理をするとき、最も使うものを選びます。
③何段にしたいか、簡単なイメージ図を描いてみます。
④内径、配管の位置、扉の蝶番の厚み、高さなど、測れるところは、全て測ります。
計測で、大事なところは、ここだ!
我が家の希望は、ボールとざるをさっと取り出したい。
ボールをばらしておき、立てたい。
引き出しを手前に引いて、奥に置いたものも、とりたい。
ここで、とてもとても大事なことがあります!
引き出しが、扉に引っ掛かって、棚がでなくなることを避けなければならない!
初めて作る時に、アチャー、やってしまったーってなるのは、ココ。
(我が家は、ホームセンターのビバホーム製の40㎝レールを使用。棚受け側、レール側合わせて12.5㎜必要でした。)
✔開き戸と蝶番の厚みを調べておく
✔️ホームセンターや、自分でのこぎりでカットするとき、刃の厚みが3mmくらいと考えて、余裕を持ってカットする
✔スライドレールの耐荷重を確認!
シンク下配管の計測は慎重に!
シンク下にモノを入れる全ての方が悩むのは、配管ではないでしょうか?
うちの配管、なかなか厄介・・・
以前は、こんな感じで、配管をよけることができる棚を利用していました。
これは、これで大変便利で、結構有効利用できたのですが、奥のものの出しにくさは、(置かなきゃいいけれど)ありました。
今回は、引き出したい。
まずは、ボウルを立てていれるスタンドを用意。
実は、フライパンスタンドを間違えて買ってしまったのですが、斜めの方がきっとボウルにはいい。
次に、スタンドとボウルを立てた高さを測り、実際に配管と板が当たるところを確認。
棚板が、配管に当たるところに、凹型に、板に切込みを入れます。くりぬきが難しいので、出来ればノミがあるといいですよ。
もしくは、糸ノコで、U字型に切り抜くのがおススメ。
スライドレールを支える壁は、逆Tか、逆この字で作る
↑いかがですか?大体想像できますでしょうか?
木ネジなどで固定した壁を作ります。
図の濃い色のところが、壁です。
シンク下の大きさに合わせて、まずは壁の設計。
安定感で言えば、コの字が断然安定すると思いますが、板は多く必要になります。
私は、カットした時に出来た端材で、T字にしました。
スライドレールを取り付けて、スライドしてみて調整し、完了。
今回使用した材料
〇スライドレール4本
〇皿ネジ(スライドレールを留めるもの)30本くらいあればよい
〇木ネジ(木と木を留めるもの)適量
※強度を上げるために、L字金具を追加しても良い。
〇取っ手2組 (一個100円くらいの小さなものにしました)
およそ3000円以内、所要時間は1時間くらい。コの字にくりぬくところが、やや時間かかりました。
棚板の横幅は、左端に引き出しを置いているので、66㎝くらいで作成しました。シンク下に合わせて棚板の長さを調節してください。
今回使用した棚板スライドレールは、耐荷重が、両側で20㎏ありました。
重い棚板を使うと、その分だけ置けるものの重さを考える必要があります。
お鍋などを置く時は、気をつけてください。
DIYのひと手間はありますが、以後とても快適ですよー。
ガスレンジ下も、お鍋収納DIYしていますよ↓
タオルが落ちにくいハンガーは、キッチンで大活躍↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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