前回、制限時間を設けて、時間が来たら動きが止まるところを作りました。
今回は、”旗”をクリックしたら、猫とコウモリを動かして、制限時間になったら、止まるようにしましょう。
前回考えた方法は次の通りです。
- “旗”をクリックする代わりに、「[メッセージ1▼]を送る」で”メッセージ1″を送ることで猫やコウモリが動くように、「”旗”がクリックされたとき」を「[メッセージ1▼]を受け取ったとき」に置き換えます。
- “メッセージ1″を送るタイミングは、”旗”がクリックされたら送ることにします。
- “メッセージ1″を送ってから、制限時間だけ待ちます。
- 制限時間だけ待ったら、「[すべて▼]を止める」
前回、『制限時間だけ待ったら、「[すべて▼]を止める」』は用意できましたので、それ以外を今回作りましょう。
前準備
(1)前回まで作成したスクリプトやスプライトを保存したファイルをダブルクリックして開きます。
(2)「スプライト1」になっていることを確認します。
(3)「スクリプト」になっていることを確認します。
猫の「”旗”がクリックされたとき」を「[メッセージ1▼]を受け取ったとき」へ入れ替える
(4)右のウインドウにある「最初にする」をドラッグして、「”旗”がクリックされたとき」から離して、「”旗”がクリックされたとき」の下が白くならない位置でドロップします。
(5)右のウインドウにある「”旗”がクリックされたとき」をマウスの右ボタンを押して、メニューを出します。
(6)メニューにある「削除」をクリックします。
(7)「イベント」をクリックします。
(8)「[メッセージ1▼]を受け取ったとき」をドラッグして、右のウインドウにある「最初にする」の上に持っていき、ドロップしてくっつけます。
コウモリの「”旗”がクリックされたとき」を「[メッセージ1▼]を受け取ったとき」へ入れ替える
(9)「Bat1」をクリックします。
(10)「スクリプト」になっていることを確認します。
(11)「イベント」になっていることを確認します。
(12)右のウインドウにある「最初にする」をドラッグして、「”旗”がクリックされたとき」から離して、「”旗”がクリックされたとき」の下が白くならない位置でドロップします。
(13)右のウインドウにある「”旗”がクリックされたとき」をマウスの右ボタンを押して、メニューを出します。
(14)メニューにある「削除」をクリックします。
(15)「[メッセージ1▼]を受け取ったとき」をドラッグして、右のウインドウにある「最初にする」の上に持っていき、ドロップしてくっつけます。
背景の「”旗”がクリックされたとき」を「[メッセージ1▼]を受け取ったとき」へ入れ替える
(16)「ステージ」をクリックします。
(17)「スクリプト」になっていることを確認します。
(18)「イベント」になっていることを確認します。
(19)右のウインドウにある「最初にする」をドラッグして、「”旗”がクリックされたとき」から離して、「”旗”がクリックされたとき」の下が白くならない位置でドロップします。
(20)右のウインドウにある「”旗”がクリックされたとき」をマウスの右ボタンを押して、メニューを出します。
(21)メニューにある「削除」をクリックします。
(22)「[メッセージ1▼]を受け取ったとき」をドラッグして、右のウインドウにある「最初にする」の上に持っていき、ドロップしてくっつけます。
「[メッセージ1▼]を送る」を追加する
(23)「[メッセージ1▼]を送る」をドラッグして、右のウインドウにある「<<[「タイマー」]<[ 60 ]>ではない>まで待つ」の上に持っていき、ドロップしてくっつけます。
「”旗”がクリックされたとき」を追加する
(24)「”旗”がクリックされたとき」をドラッグして、右のウインドウにある「[メッセージ1▼]を送る」の上に持っていき、ドロップしてくっつけます。
ここまでの内容を保存しておきましょう。
保存する
(25)「ファイル」をクリックして、「名前をつけて保存」をクリックして、適切なファイル名を付けて「OK」ボタンをクリックします。
(今回は”10歩歩く、跳ね返る、背景、最初に回転は左右、コウモリ追加と動き、同時開始、猫鳴く、BGM、コウモリ小さく、セリフを言う、ちょっと待つ、位置調査、猫とぶ3、ぶつかったら鳴き点つく2、制限時間2.sb2″としました。)
では、”旗”をクリックして動かしてみましょう。
どうでしょうか。
タイマーが 60 以上になったら、猫とコウモリ、そして音楽が止まったでしょうか。
今回はここまで。
次回をお楽しみに。
☆前回はSCRATCHをやってみた!29でした。
☆次回はSCRATCHをやってみた!31です。
sammyの相方です。
時たま出てくることがあります。