前回、”旗”をクリックしたら、猫とコウモリを動かして、制限時間になったら、止まるようにしました。
なんとなく、ゲームみたいになったので、ゲームの説明や、最高得点を表示するようにしていきましょう。
今回は、ゲームの説明をどのようにするか考えていきましょう。
ゲームの説明はどのようにする?
さて、ゲームの説明をどのようにしていきましょうか。
思いつくままに書くと次のようになります。
- 猫にゲームの説明をしてもらう。
- 猫:「やあやあ、君たち」
- 猫:「こんにちわ」
- 猫:「このゲームの説明をするね」
- 猫:「このゲームは、60秒の制限時間以内に、僕をジャンプさせて、どれだけコウモリにタッチできるかを争うんだ」
- 猫:「ゲームが始まると、僕もコウモリも右や左に動いて、壁にぶつかると反対に動くんだ」
- 猫:「僕は「スペースキー」を押すとジャンプするから、タイミングよく押して、コウモリにタッチしてね」
- 猫:「ゲームを始めるときは、”S”キーを押してね。すぐに始まるよ」
- “S”キーが押されるのを待って、押されたら開始する。
こんなように猫にしゃべらせて説明させるのが、SCRATCHには、いいように思います。
どのようにして猫にしゃべらせる?
猫にしゃべらせるのはいいのですが、どのタイミングでしゃべらせればいいのでしょうか。
そうですね。”メッセージ1″を送って猫やコウモリを動かしましたが、その前に猫にしゃべらせればいいでしょう。
猫にしゃべらせるのも『メッセージ』を送ってしゃべらせれば、いいでしょう。
また、しゃべりが終わるまで、待たないといけないですが、「[メッセージ1▼]を送って待つ」というのがありますので、これを使えばできそうです。
セリフの速度は?
では、せりふをどの程度の間隔で、表示すればいいのでしょうか。
1分間に読む速度をGoogleで検索すると、NHKでは1分間に300文字になるように読むそうです。(元々の参照元が見つからなかったので、正しいかは不明です。)
すると1文字当たり60/300=0.2秒ということになります。
それぞれのセリフについて、文字数×0.2秒として、その答えを切り上げた秒数表示することにしましょう。
“S”キーを押すのを待つのは?
説明が終わって、自動でゲームをすぐ始められてしまうと、ゲームをしようとしている人は、戸惑ってしまうと思います。
ですから、ゲームをしようとしている人が、ゲームを始められる状態になってから、始めるのがよいでしょう。
そのことを、スクリプトが分かるために、ここでは”S”キーを押すということにしました。
この”S”キーが押されるまでは、ゲームが進まないように待つことにします。
今回はここまでにしましょう。
次回は実際にスクリプトにしていこうと思います。
次回をお楽しみに。
☆前回はSCRATCHをやってみた!30でした。
☆次回はSCRATCHをやってみた!32です。
sammyの相方です。
時たま出てくることがあります。