ペンの正しい持ち方を学びたいから矯正器具を試したら変わるのか体験レポ

ライフスタイル

「おとなになっても、ペンの持ち方は直せるのか」
「持ち方が微妙」
「いまさらどうなのよ」

…なんて思ったこと、ありませんか?

実は、いま爪を一生懸命育てています。
すっぴん爪をきれいにしようとしていたら、ペンやお箸の持ち方が気になりはじめたんです。それならいっそ矯正してみようかなと。

今日は、その体験レポートです。

スポンサーリンク

なぜ正しい持ちかたが必要なのか

あるとき、字はそんな美文字ではないもののとても所作が美しいかたを見かけました。

それはそれは優雅で、手に惚れました。
手タレみたいで!!!

その所作や持ちかたはどこからくるのか?

どうやら正しい持ち方には、あちこちどう動くかがポイントのようですね。

正しい持ち方の定義とは?

「5本の指の関節(15箇所)と、手首の関節を自由に屈伸、屈折することができ、手と腕に余計な力が動くことなく、筆記具を自在に動かしてあらゆる基本線を思うように書ける持ち方」と定義されています。

トンボ鉛筆 ホームぺージより 

つまり…
正しく持てば、からだがラクに動くようにできてる!

ペンダコができたり、筆圧で疲れたり…なんてことはないわけです。

武道でも茶道でも、少ない動作でいちばん道具をうまく使える合理的な所作が考え抜かれていますよね。ムダがないです。

大人の矯正器具を使ってみて持ちかたを直したら肩こりしない!

アラフィフのわたくし、カラダを張ってみました!
その名も『大人のもちかた先生』



えええ?!
これまでギュっと詰まった感じで、紙にたいして垂直にもっていたわたし。
矯正ペンのくぼみに指をあわせると、かなりペンを倒さないと使えません。

おやおや?
ほとんど力はいらない!

ぜんぜん疲れないのです!
肩こりは、筆圧にもあったんですよね。

詳しくはババアの手より、北星鉛筆さんの正しいページをご覧ください↓

ペンだこができるヒマがないくらいスルスル書ける。
この器具で使えるペンの太さが限られますが、練習には問題なし。

けれどこれまでギューっと握って書くことで、バランスをとっていました。
クセがなかなか抜けません。


そこで練習に利用したのが、ふだんやっている写本。

いまは、こちらの本を写しています。題名そのまんまの生活。


はじめの10分はこのペンを使って書いて、慣れてきたら一般的なペンに持ちかえるようにしてみました。

おとなでもペンの持ちかたは矯正できるのか

「おとなでも矯正できます!」というと、

きっと、それは私が器用なんだ!

…と思うかたも、なかにはいらっしゃると思います。
たしかに「字が書ける」から必要ない。

実は、たまたま動画に映ったじぶんの姿をみたんです。

絶句…

字を書く手元はもちろん、姿勢もちょっと…
やっぱり優雅に動かしたいなって思いました。


で、どうだったかというと。

ずばり!
矯正できます!

わたしの場合、
「あ!」と意識して、指をすぐに持ち直せるようになるまで1週間。

別のペンでもすぐ持てるようになるまで、2週間といったところ。

そしてなんといっても良いところは…
お箸の持ちかたが変わったところ!!!

この基本ができれば、お箸もなんのその。
なんだか食事まで楽しくなってきた!

おはし屋さんは好きです


まとめ:所作の美しさはもちかただった

所作の美しいひとは、
カバンのショルダーをもつ、本を手に取る、包丁で野菜を切る…
ひとつひとつの品物を扱うときの流れが美しいですよね。



舐めてました。

「いつかは治る」
「おしとやかにすれば」
「筆圧強いだけ」

そんなこんなで早何年?
本気になるまで、じかんがかかりました。

両親は教えてくれていた。
「我流」にしたのはわたし。
我流ってクセツヨ~になりがち(笑)

よくオリンピックの選手が
これまでのフォームをぶっ壊して、
いちから基本に戻るはなしを聞きます。

それだ!

ブーメランは正しく投げればもどってくる


今回は、たまたま大人版をみつけました。
ちなみにお箸も大人版はありました。



これ、子どもに使っていました。
そのとき私も一緒に治せばよかった…。



いまからでも遅くない。
手もとからじっくり基本に戻ります。

わたしがこれから、ブログだのインスタだのツイッターだのに積極的に「手」を載せることがあるのなら…ゴールだろうと思います(笑)

タイトルとURLをコピーしました