そろそろ紅葉がみたいなと思ったら思い浮かべるのが秩父。森林浴でリフレッシュ、今年の誓い、日ごろの感謝を兼ねて三峯神社に登拝しています。紅葉の見ごろを三峯神社周辺を中心に、モデルルートなどまじえてお伝えします。都心から日帰りできる時間を追っています。これからの観光にお役立てください。
なぜ三峯神社の紅葉がいいのか
三峯神社をおすすめするのは、なんといっても標高差にあります。空気がひと味もふた味も違う!
おそらく12月ごろまで、近所の木でも紅葉が見られますよね。
三峯神社は、少し紅葉は早い。運が良ければ、雲海が見られます。そのあいだから見える樹木のグラデーションが美しいのです。
過去4年の秋のデータで、ずばりベストは10月終わり~11月初め。
今年行ったときは、
地上の気温は17度、標高1100メートルを超える三峯山の気温は4度。気温差もあって、めちゃめちゃ気持ちいい!
この急激な気温差は、紅葉のキレイな色づきを助けるのだそう。
そして、色のバランス。
参道に入る杉が林立し、緑が濃くなり暗くなります。パーッと視界が開けると紅葉やイチョウなど、明るい色の葉が太陽に照らされています。
いちばん色鮮やかなときは、空気も天気も気温も適度でお参りしやすいです。参道が土なので雪がないときは、軽い服装で歩けます(2月は雪がありました)
三峯神社の見どころ
宗教的に、三峰山は10月~5月まで閉山。
そのため、奥宮遥拝殿から奥宮を拝礼します。
その隣にあるのが、日本武尊銅像。この周りにある木々と青空とのコントラストが最高!
ヤマトタケルノミコトが見下ろしているところにあるのが、随身門。ここから杉の林立した参道へと続いていきます。
参道の途中に、立派なご神木。神々しくて素晴らしい空気に包まれます。
いよいよ拝殿の前のお手水に並びます。シーズンには参道まで長い列ができるところです。拝殿は色鮮やかで立派な漆塗り。
本殿横では4色の「気まもり」やお札、ご神水の販売があります。
ご祈祷は、社務所で申し込みをします。隣の温泉のある興雲閣の入口で、呼び出しがあるまで待つようになっています。
ご神水でいれたコーヒーが飲める小教院というカフェが、お札授与所を抜けたところにあります。ここで一服すると、ほっと落ち着きます。
行きかえりに利用する駐車場のそばと三ツ鳥居のそばには、いい匂いのする茶屋が…。
いも田楽、お団子…秩父は味噌だれが多い。それに豚汁ややまめの塩焼きに、秩父そば…。帰りのバスを待つあいだに誘惑されちゃう。
秩父のグルメをちょっと楽しむのもアリ!
三峯神社に便利なきっぷとモデルルート
【秩父漫遊きっぷ】
2021年は、期間限定で「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」が利用できました。(販売は2022年3月10日まで)
このきっぷは、西武線発駅から西武秩父駅までの往復乗車券とクーポン(6つの特典のうちのひとつが利用できる)がセットになっています。
わたしはクーポン特典は〇三峯神社へのバス片道運賃を使いました。
特典や発売駅の詳しい内容はこちらにあります↓