今更ながらでありますが、ポケットモンスターGo、通称『ボケGo』にハマっています。(2017年1月時点)
経験値を稼ぐ『ポッポマラソン』というのがあり、今回はこれをSmile BASICのプログラムにしてみましょう。
『ポッポマラソン』というのは次のような方法で行うようです。
- 『ポッポ』というモンスターを捕まえて、『ポッポ』とアメを集める。
アメは3個もらえる。 - 捕まえた『ポッポ』を”進化”させ、『ピジョン』にすると経験値とアメがもらえる。
このとき、アメが必要。
『ポッポ』の”進化”に必要なアメは、12個と他のモンスターに比べて少ない。 - いらない『ポッポ』や『ピジョン』を博士に送ってアメにする。
1匹で1個のアメがもらえる。 - 『しあわせたまご』を使うと、30分間の間、取得する経験値が倍になる。
この30分の間に、まとめて”進化”させることで経験値を がっつり 稼ぐということのようです。
この『ポッポ』は、あちこちで見つかるので、集めやすいようです。
では、どのくらい『ポッポ』を捕まえて用意しておけばいいのでしょうか。
まず『しあわせたまご』の効果が、30分間という時間の中で、何匹”進化”できるか、を考えてみます。
ざっくり、”進化”に必要な時間(モンスターを選んだり操作する時間も含む)が、1匹30秒(=0.5分)かかるとすると、30 ÷ 0.5 = 60匹が進化できるはずです。
では、60匹を進化させるのに『ポッポ』を何匹捕まえる必要があるのでしょうか。
たぶん計算すれば出てきますが、プログラムで出してみましょう。
- 条件は、最初に挙げたものを使います。
- 仕様としては、『ポッポ』が”進化”して『ピジョン』になった数が60匹になった時の、捕まえた『ポッポ』数を最後に出すことにします。
プログラムの流れ(フロー)は、次のようにします。
- 捕まえる『ポッポ』を1匹ずつ増やしていく。
- 『ポッポ』がいて、アメの数が『ピジョン』に進化できる数以上なら、『ピジョン』に進化する。
- アメの数が『ピジョン』に進化できる数未満なら、『ポッポ』を博士に送ってアメにする。
- 博士に送ったあと、アメの数が『ピジョン』に進化できる数以上なら、『ピジョン』に進化する。
- 『ピジョン』が60匹になったら終わる。
- 終わったら、捕まえた『ポッポ』の数を表示する。
なお、デバックも兼ねて、捕まえる『ポッポ』やアメ、『ピジョン』の数を都度表示するようにしておきます。
プログラムにする(コーディング)/保存する
では、Smile BASICのプログラムにしてみましょう。
'ポッポマラソン
'サイショ
TUKAMAETAPOPPO=0
POPPO=0
PIJON=0
AME=0
SINKAAME=12
MAXPIJON=60
'メイン
REPEAT
GOSUB @GETPOPPO
IF AME >= SINKAAME THEN
GOSUB @SINKA
ELSEIF POPPO > 1 THEN
GOSUB @HAKASE
IF AME >= SINKAAME THEN
GOSUB @SINKA
ENDIF
ENDIF
PRINT TUKAMAETAPOPPO,POPPO,AME,PIJON
UNTIL PIJON >= MAXPIJON
PRINT "ピジョン";MAXPIJON;"ヒキニ ヒツヨウナ ポッポ ハ";TUKAMAETAPOPPO;"ヒキ"
END
@GETPOPPO
INC TUKAMAETAPOPPO
INC POPPO
INC AME,3
RETURN
@SINKA
DEC POPPO
INC PIJON
DEC AME,SINKAAME
INC AME
RETURN
@HAKASE
DEC POPPO
INC AME
RETURN
☆一部 プチコンの表示と異なるところがあります。
プログラムが出来たら、”SAVE”コマンドで保存しておきましょう。
動かしてみる
入力はEDITモードにして入力します。
入力が終わったら、DIRECTモードにして実行してみましょう。
プログラムの実行は”RUN”コマンドです。
次回はプログラムの説明をしようと思います。
では今回はここまで。
また次回をお楽しみに。
sammyの相方です。
時たま出てくることがあります。