今回は、ピジョンも博士に送った場合や、他のモンスターの場合にどうなるかをプログラムを修正して見てみます。
前回は、『ポッポマラソン』に必要な捕まえる『ポッポ』の数を表示するプログラムの説明をしました。
今のプログラムを動かした結果
そういえば、プログラムを動かした結果を書いていなかったですね。
前々回作成したプログラムを動かすと、途中結果がダーッと表示されて、最後に
“ピジョン60ヒキニ ヒツヨウナ ポッポ ハ181ヒキ”
と表示されます。
ちなみに進化前に用意しておくアメを計算すると、
- 『ポッポ』181匹を捕まえた時点で、3 * 181 = 543個のアメがあります。
- 『ポッポ』181匹のうち、60匹はピジョンに”進化”させるのに必要なので、残り121匹がアメとなり、121個が追加。
つまり、543 + 121 = 664個のアメが必要ということになります。
“ピジョン”も博士に送ったら?
では、”ピジョン”も博士に送った場合には、最初に何匹『ポッポ』を捕まえておく必要があるのでしょうか。
プログラムを修正して調べてみましょう。
“ピジョン”も博士に送るということは、”進化”したときのアメの数が 1個ではなく 2個になるということです。
つまり、今のプログラムのうち、36行目の「INC AME」を「INC AME,2」に修正します。
では、これを動かしてみましょう。
どうなったでしょうか。
“ピジョン60ヒキニ ヒツヨウナ ポッポ ハ166ヒキ”
166匹が必要ということですね。ちなみに最初に用意しておくアメは、
- 『ポッポ』166匹を捕まえた時点で、3 * 166 = 498個のアメがあります。
- 『ポッポ』166匹のうち、60匹はピジョンに”進化”させるのに必要なので、残り106匹がアメとなり、106個が追加。
つまり、498 + 106 = 504個のアメが必要ということになります。
他のモンスターの場合(フシギダネなど)
では、ポッポではなく、フシギダネなどのように”進化”に 25個のアメが必要なモンスターの場合を調べてみましょう。
この場合、どこを修正したら良いでしょうか。
最後の文言(“ピジョン60ヒキニ ヒツヨウナ ポッポ ハ XXX ヒキ”)の”ピジョン”や”ポッポ”は無視するとして、どこを直せばいいでしょうか。
前回の説明にヒントがあります。
そう、『SINKAAME:ポッポを”進化”させてピジョンにするのに必要なアメの数。12個』とあるように、7行目の”SINKAAME=12″を”SINKAAME=25″に修正すればいいのです。
修正が終わったら、さっそく実行してみましょう。
“ピジョン60ヒキニ ヒツヨウナ ポッポ ハ361ヒキ”
ほぼ倍は、捕まえることが必要なことが分かました。
ちなみに最初に用意しておくアメは、
- 361匹を捕まえた時点で、3 * 361 = 1083個のアメがあります。
- 361匹のうち、60匹は”進化”させるのに必要なので、残り301匹がアメとなり、301個が追加。
つまり、1083 + 301 = 1384個のアメが必要ということになります。
このようにプログラムでシミュレーションすることで必要な数を計算することもできますね。
では今回はここまで。
また次回をお楽しみに。
sammyの相方です。
時たま出てくることがあります。