お気に入りの椅子を修理したい
購入するときは、長く使うつもりなんです。
でも、ちょっと傷ができたり、薄汚れてテンション下がるのはどうしてか??
多分、修理が自分ではできないことが多いから…。
実は、我が家のダイニングテーブルの椅子は、2代目です。
1代目は、修理が難しいタイプ(修理代が高そうなタイプといったほうがいいか)。
2代目は、もしかしたら、自分で出来るんではないか?と想定して買ったものです。
今回、2代目の座面の張り替えをしてみることにしました。
椅子が解体可能かどうか、ひっくり返してみよう
え?なんやて?
そうです。最初にやるのは、座面と本体がどのように繋がれているのかを調査することです。
木をはめ込んだ形か、ビスで繋がっていないでしょうか?
ビスの場合は、おめでとうございます(笑)
解体して座面のみにすることが出来そうです。
こうなれば話は早い!
椅子の座面を取り外してみよう
結構深く、長いビスがついていることがあると思います。
ドライバーで、外してみてください。
頑丈な場合は、電動ドリルドライバーをおススメします。
そうすると、不織布などがタッカーで留められています。
不織布は、布屋さんで求めることができますが、厚さがいろいろあります。
やってみて思いましたが、そこそこ厚い方が毛羽立ちが少ないです。
この時に、座面の一番長い縦横をしっかり測って、その大きさよりやや大きめの(1~2センチ折りこむ余裕を含める)底布を探してください。
不織布に限らず、帆布やサテンなどお好きな布で留めても良いと思います。
座面の生地を決めよう
我が家は、子供の食べこぼしなどを考えて、すぐ水拭きできて、染みない布が良いと考えました。
お好みで、色々と試せるので、この生地選びは楽しいですよね。
因みに、革張りにしたい場合は、柔らかい革がいいと思いますが、タッカーで留めることを考えて、厚すぎないように選ぶと良いように思います。
型押し合皮のビニールレザー、ジャガードの布など、予算と使用頻度などに応じて検討します。
私は日暮里のトマトで、実際に合皮もジャガードも見て触って好みのものを選びました。
生地の大きさは、座面の実際の大きさ+クッションの厚み+折りこみする分5~6cm です。
座面の古布を取りはずしてみよう
タッカーの針を外していきます。
マイナスドライバーか、ステープルリムーバーで、針を起こしながら抜いていきます。
数個抜いたら、布の下にマイナスドライバーをくぐらせて、グイっと起こせば、針自体を起こすより早く抜けるようです。
なかなか抜けないものは、無理に抜こうとせず、金槌で打ち込んで目立たなくしたほうがいいかも…。
座面のクッションの劣化を確認しよう
座面生地だけが傷んでいて、クッションがヘタっていないなら、同じものを再利用すればよいですが、もう劣化しているなら、ウレタンクッションを用意します。
サイズは、現在のものより大きいものを選んでいますでしょうか?
古いスポンジを当て、ペンでざっくり縁取りしていきます。その後、裁断してください。
ここまでで、およそ半分の工程です。
ちょっとタッカーを外すことに時間がかかると思いますが、これが済めば、一気に完成まで進むことが出来ますよ。
次回は、いよいよ張り替え完了まで行きたいと思います。
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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