「とりあえず」のお宝が沢山!

作者日記

口癖になってしまうくらい手軽な「とりあえず」

我が家のお片づけは続行中ですが、じっくり時間をかけて1年が経ちました。
「とりあえず…」としまい込んだ箱・箱・箱・・・・
箱やカゴのオンパレードに家族みんながビックリ!

驚くことに、シュレッダーにかけようとした封筒から、お金が!!!
何と2万円出てきたんです✨
ほんと、小銭も含めて第何弾????(笑)

これらがどうしてそこにあったのか?
すべては「とりあえず」という言葉から始まっているんです。

後で、銀行口座に入れるはずだったり、使うはずだったり。
※決して「億万長者だから、はした金~」という訳ではありません!

へそくりというわけでもないのです。
こうなると、道端に偶然落ちていた10円玉の扱いと変わらない💦💦

「片づけるとお金持ちになる」は、

我が家の場合は、「とりあえずボックスを探せ」に尽きます(笑)

タオルが150枚出てきた家とその後

整理収納アドバイザーは、現場研修にお邪魔したり、実際に依頼を受けてお片づけのアシストをすることがあります。

この間、高齢の女性の方のお引越し前の整理に伺いました。

その方は、大変タオルがお好きです。
引越しの際に、そのタオルを全部出してみたところ、ざっと150枚はあったでしょうか。
お一人暮らしです。

毎日のタオル消費量を伺うと、4枚。
その数字を伺った時にその方は、ハッと気づかれました。

「持ちすぎているわね、私…」

タオルのそれぞれの特徴やお値段など、お話しくださって、本当に好きなことは伝わっていたのですが、量そのものの把握をしたのは、その時が初めてだったのだと思います。

「私、どんどん使うわ!」

大切に保存することではなく、大切に使う

そんな気持ちにシフトした瞬間でした。

「処分したほうが良い」と仰った人もあったそうです。
でも、ご本人の大事になさる気持ちと人が思う気持ちは違うもので…。

最初は素敵なタオルをみて「とりあえず買ってみる」からスタートし、美しいので糊を落としたら「とりあえずしまう」
そんな連鎖の果てに、枚数が積みあがってきた…。

収集の趣味がある人にはよくある話だと思います。

その方の新しいお宅には、素敵なタオル収納棚があります。
収納棚のサイズを測って、実際にフェイスタオルを納めると、20枚入ることが分かりました。
ちょっと色わけしてグラデーションに置いてみたら、みるみるうちに、お顔が輝きました✨
ふわっふわの高級タオルを、一枚一枚愛おしく使っていく姿が目に浮かんだのだろうと思います。

アドバイスをさせて頂いて、もっとも嬉しい瞬間です。

タオルの寿命を考える

アドバイスにお邪魔したお家の件もあって、我が家のタオルの購入履歴をすぐに調べてみました。
すると、毎度同じところから買っているのですが、大体10か月~1年というサイクルで購入していることが分かりました。
大好きな泉州タオルのホテルタイプというのを一括購入しています。

何だかゴワっとしていて顔を拭くと痛い感じがしてきていたので、前回の履歴を確認…。
見事にそのサイクル通りの消耗です。

…ということは、購入するタイミングは、最大1年後で良いということになります。この流れで、総とっかえし、お掃除雑巾に、古いものはリサイクルすればいい!

なーんとなく購入していましたが、迷うことなくこの時期という確実な替え時が分かりました。

洗濯の回数、使う枚数、使う場所によって消耗具合は、どの家でも一緒というわけではありませんので、次回新しいタオルを買うときは、ぜひ消費期間を実験してみてはいかがでしょうか。

タオルは、織り方の性質上、毛足が長いものが多いのが特徴です。
この毛足が寝てしまっていると、吸収力は弱まります。
どんな洗濯方法でやっても、寝てしまう…という場合は、寿命が来ていると考えても良さそうですね。

お値段に関わらず使用回数で、寿命は来てしまいます。
どんなに肌ざわりが良いタオルも、ゴワつきや黒ずみは見えてきます。
自分流の取り替え期限を設けて、数を増やしたら、同じ数だけ処分すると、管理自体が楽になります。

因みに、前項でお邪魔した女性は、8枚あれば1週間回せると結論を出されました!
この8枚を寿命にしたがって、どんどん循環させていく。
残るタオルは、新居にお泊りに来られたお客様と「とっておき」を加えながら、ジャンジャン楽しむという話でまとまりつつあります。

ストックは、活かされる方向が決まれば、気持ちもスッキリ!

「とりあえず」が「とっておき」になるには

我が家の場合も、お邪魔するお家の場合も、どんどん収納用品を足してしまっていることが、そもそもモノが増える原因になっています。
もちろん、全く収納が無い場合は、収納用品は確保することも大事です。

でも「とりあえず保管の箱」が出来てしまったら、「とりあえずの引き出し」があったら…
中身を一つ一つ改める時間を、毎日ちょこっとずつ持ってみてください。
全部でなく、一か所で良いです。

どうしても捨てなくては!!!が気持ちの中では強くなりがちです。
しかも、ものを減らした後に空いてしまう箱の数々を見ると、何とも勿体ない気分になり・・・・

私は、とりあえず箱の中の捨てるものが処分できた後、どんな風に余った箱を使うかイメージ。
イメージできた箱はすぐそのイメージを実行します。ちょっとパズルみたいで楽しくなってくる時間です。

一切合切を捨てるーーーーということに抵抗を感じるなら、その持っているものの中から「好きなものを見つける」というポジティブな入り方でもいいと思います。好きなモノなのに、埋もれていたことの方が勿体ないですものね。

「捨てましょー」と言われることが苦痛だった私のアドバイスは、こんな感じで活かす方法を一緒に考えるやり方でやっています。

上手くモノの量を調整しながら、楽しみを増やしていく…!

我が家の2万円✨

タオルをお使いなるお姿✨

色んなお宝に、沢山幸せを頂いています!

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