肺活量は増やすことができる

「肺活量を鍛える」と言って、即座に思い浮かべられるのは、水泳選手などのスポーツ選手のトレーニングでしょうか。
実は、こんなことを書こうと決めたのは、この間、肺機能測定器(スパイロメーター)で、肺活量を測定したからです。
まさに、現実を知る!!
私は仕事で、声をかなり使います。
肺活量はあるはず…。
測ってみたら
え???
え???
え???
あまりの数値の低さにたじろきました。
鼻や舌などの構造に問題がなくて、正しい知識を得られれば、
肺活量は、トレーニング次第でどんどん増えてくれるものなのです。
呼吸筋も鍛えられます。
肌、声、血液の流れ、肺炎などの予防、あらゆることを助けてくれます。
鼻が細いので、手術をする決意…。
そのためにあらゆる検査をしたからこそ、わかった結果…。
お医者さまには、「今までよく頑張っていたね」と言われるほどでした。
これは、一から鍛えるしかないな…。
皆さん、私と一緒に肺活量を増やしてみませんか?
肺活量を増やし、声を良くするために気をつける3つのこと
肺活量や声は、次の3つを意識すれば、かなり大きな効果が得られます。
①息を吸う時の姿勢を意識する
息を吸うときに大事な腹式呼吸。
文字通り、お腹に息を貯めこむ必要があり、その貯めた息を吐くことで、音(声)がでます。
お腹に行くまでには、空気は喉や肩や胸(横隔間)を通ります。
だから
胸を張る!!!

鎖骨がグワっと開いていくイメージです。
姿勢は、呼吸を左右します。
肩甲骨をくっつけあうような感覚で開くと良いですね。
意識的に良い空気を入れることを習慣にしてみてください。
それだけで、代謝まで変わってきて、筋肉にも良いことづくめ!
②あくびをしてリラックス
「お腹は膨れているみだいだけれど、声が小さいです」
こういう方は、大抵どこかで空気がストップしているはず。
ほとんどの原因は、ノドの緊張。
緊張をほぐすという意味でも、「あくび」はとても大事。
空気の通り道をしっかり確保するために、ノドをあけるのです。
声を出す本番前に、大あくびして、解きほぐしてみてください。
ノド周りには、リラックスに結びつく神経が通っています。
この神経が、ほぐれてくると、声も柔らかくなるんです。

③骨盤まわりを柔らかくする
胸を張って、横隔膜が押し下げられると、臓器が下がります。
たくさん下げられると、それだけ肺活量が増えます。
ってことは・・・
頑なな股関節をほぐしてあげる必要があります。
フラダンスのように、腰を左右にスウィングするだけでも、違ってきます。

のど・胸・腰の3つのラインに、息の縦パスが通るような感じになるだけで、代謝があがり、声にぬくもりや力が宿ります。
「うわべだけで言葉を言う」
これって、縦パスが通っていない時なのではと思う笑
自分の声が淡々と感じるなら、【息の縦パス】を思い出してみてくださいね。
肺活量を増やす器具を試しました
せっかくだから…と、Amazonで肺活量トレーニンググッズを買いました。
届いてびっくりだった!!
ま、まじか……(手のひらサイズ)
これをやってみたところ、少し漏れる感じがあるものの、
全く肺活量のない方がやるのであれば、多少の負荷はあります。
すぐクリアできてしまったので、物足りない感じです。
因みに、ナレーション業界やボーカルやる人に有名なパワーブリーズ。
あの、ボーカル稲葉さんが使っているという…。
今度は、そちらにするつもりです笑
いや、買う!!!
購入したらレポートします。
ナレーターが肺活量を上げようとする理由
どうしてこのように、肺活量を上げようとするのかというと…
〇「ひと息で、文章を言う」ことができると、相手が相槌を打ちやすい!
〇文章と文章の間に、上手な間ができる
途切れ途切れのお喋りは、言葉の良さも伝わりにくい。
聞き手は、急ブレーキが何度もかかる車の助手席にいるようなもの。
試合を終えたばかりのアスリートが、インタビューにすぐに応えられているのも、肺活量を普段から鍛えているからだと思っています。
そして、大事なのは身体のなかで、空気が振動すること。
この振動は、相手の心も震わせることができるんです!
もし、本当の気持ちを相手に届けたいならば…
多くの肺活量を利用して、体内で「嵐」を巻き起こす!!!
よし、私もやるぞーーー!
コチラも使って…。
肺活量と一緒に舌トレもしてみたら効果倍増です!
参考までに、簡単な舌トレの記事をどうぞ↓
舌トレレッスンの受講生のご感想です。レッスンの様子、私より詳しい!↓
現在のレッスンは、メニューからご覧ください↓
ナレーター29年
整理収納アドバイザー有資格
CM/VPのナレーション、
声・話し方・モノを整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
鉄道好きな高校生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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