SCRATCHをやってみた!38(ゲームを繰り返す:方法を考える)

前回、画面に表示していた変数などを隠してきれいにしました。
今回は、ゲーム繰り返しできるようにする方法を考えてみましょう。

今、出来上がっているゲームの終わりは、全て止めている

今まで作ったゲームのスクリプトは、制限時間を超えた時点で、ゲームを止めて終わるようにしています。
では、ゲームを繰り返しできるようにするにはどうすればよいでしょうか。
猫やコウモリは止めないといけないですが、ゲームそのものが止まってしまうと繰り返すことはできないです。
すると次の2つの方法が考えられます。

  • 時間が来たら猫やコウモリの動きは止めて、終わったことを猫にしゃべらせる。
  • ゲーム中はゲーム中”フラグ”(の変数)を立てて、猫やコウモリのスクリプトでその”フラグ”(の変数)が立っていたら動いている。”フラグ”が立っていなかったら止まる。

今のスクリプトはゲーム中かどうかの”フラグ”での判断はしていないので、最初の『時間が来たら猫やコウモリの動きは止めて、終わったことを猫にしゃべらせる。』ということにします。

猫やコウモリの動きを止めて、猫にしゃべらせるには?

まず、止めるためのスクリプトは動いていて『猫やコウモリの動きを止め』る方法があるか探してみます。
すると、「スクリプト」の「制御」の中にある「[すべて▼]を止める」の[すべて▼]の”▼”をクリックすると、メニューの中に[スプライトの他のスクリプト▼]というのがありました。
つまり、猫やコウモリのそれぞれについて「[スプライトの他のスクリプト▼]を止める」ことで、それ自身は動いていますが、それ以外のスクリプトは止まります。
これで、『猫やコウモリの動きを止めて』その続きに『猫にしゃべらせる』ことができます。

猫やコウモリの動きを止めて、猫にしゃべらせるタイミングは?

猫やコウモリの動きを止めて、猫にしゃべらせるタイミングは、どうすればいいでしょうか。
今はタイマーが制限時間を超えたときに「[すべて▼]を止める」で止めてゲームを終わらせています。
これを”ゲームが終わった”という『メッセージ』を送って、その『メッセージ』を猫やコウモリのそれぞれのスクリプトで受け取って、「[スプライトの他のスクリプト▼]を止め」たり、猫にしゃべらせればいいですね。
。。。説明やゲームを始めるときに『説明』や『メッセージ1』を送ったのと同じように『ゲーム終了』というメッセージを送ればいいですね。

ゲームを繰り返すのはどうすればいい?

ゲームを繰り返すには、ゲームの始まりと終わりを「ずっと」で囲めば繰り返しますね。
「ステージ」にある「スクリプト」の「[メッセージ1▼]を送る」以降を「ずっと」で囲めばいいと思います。
上で考えたことと合わせてみて、実際に動かして調整してみましょう。

猫がしゃべった後はどうする?

猫がしゃべった後に、すぐに次のゲームが始まってしまうと慌ただしくなってしまうので、説明の時と同じように”s”キーを押したら始まるようにしましょう。

今回はここまで。
次回は、この方法を実際のスクリプトにしていきましょう。
では次回をお楽しみに。

☆前回はSCRATCHをやってみた!37でした。
☆次回はSCRATCHをやってみた!39です。

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