ワイヤーポーチを型紙から作ってみよう1

ハンドメイド
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ワイヤーポーチってどんなもの?

ポーチは、大小色々あると楽しいものです。特に小物の多い女性にとっては、あると大変便利なのではないかと思います。
なかでも、ものを入れる口が大きいと、入れ易いし探しやすい!

これは、ペンケースとして作ったものです。
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こんな風に大きく開いて、結構沢山ペンが入ります。
ファスナー口には、ワイヤーが入っているので、しっかり立ちあがります。

ワイヤーポーチの型紙を作るときに考えること

今回は、ペンではなくちょっと大きなものを入れたいと考えています。
私のお仕事セットをひとまとめにしたいという希望です。

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私がいまの仕事で、持ち歩くのが、上の3点。
ヘッドフォン(大き目)、電子辞書、ストップウォッチです。

このどれかを忘れるということもあるので、ひとつのポーチに入っていれば、言うことなし!
これらが全部入ることを考えて、ハンカチや紙などで、
大体の大きさを感じることが大事なんです。

ワイヤーポーチの型紙の大まかなスケッチをしよう

3点を入れた場合の高さと幅をざっくりと測り、どんな形にするか、スケッチをします。
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ヘタな絵ですみません!
でも、かなり重要な作業です。

①どんな形になりそうなのか、実際のポーチの形に近い絵を描きます。
②口に入れるワイヤの長さを決定。
③上記を参考にしながら、製図してみます。

模型のように、紙の型紙を組み立ててみる

実際の縫い代をつけた製図を、はさみで切り取り、テープで貼りながら、立体にしていきます。
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なぜこんなことをするかというと、正しい製図になるまでは、この立体で修正箇所を確認するからです。

物を入れて、長さを確認してみよう

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入ったはいいんだけれど・・・
ヘッドフォンがはみ出している!!!

マチま問題なさそう。

こんな風に、高さ・幅・深さを確認して、完璧な長さを決定します。

ワイヤーポーチの正しい長さを決めて、正確な型紙を作っていこう

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このように、深さを増やしたりして、長さがはっきりしたら、方眼厚紙などで最終型紙を作っていきます。
もちろん、この時点で完璧な長さで立体製図が出来ていたのなら、安心してその製図で布を裁断して下さい。

裁断の前の確認ポイント

ちょっとお恥ずかしいのですが、一番最初のペンケースの写真を見てください。

実は、裁断の時に何も考えていなかったので、スヌーピーの顔がどこにもない・・・( ノД`)シクシク…

え・・・

そう、柄がある場合は、型紙をあてつつ、どうしても出したい柄がどこに来るかを考えなければならないのです。
布の方向もあります。

こういった失敗を減らすために、縦でも横でも使える小さめ柄を初めから選ぶという手もあります。
でも、せっかく見つけたお気に入りの柄を、そんな理由で諦めたくないですもんね。

私みたいに、可愛いスヌーピーが居なくなるようなことがないように・・・(笑)

ワイヤーポーチづくりで用意するもの

こういったポーチのための専用のワイヤー口金があります。


例えば上のワイヤー口金だと、44㎝のファスナーに合います。(右脇7㎝+30㎝+左脇7㎝=44㎝)

自分で製図すると、場合によっては、ワイヤー口金の既製品が見つからない場合があるかもしれません。
その時は、しっかり目の針金を曲げて、自分で作ってもいいですね。

私は、針金で作っています。(クリーニングのワイヤーハンガーを切るという方もいらっしゃいます)

布は、裏表2枚要ります。

ファスナーは、両開きでも、片開きでもお好みで選んでください。

布を切る前に考えておくこと

入れたいものは、防水のほうが良いときがありますね。
そんな時は、内布(裏布)の材質に注意しましょう。

キルティングなどの、厚めの布の場合は、縫い代を多めにとります。

試行錯誤しながら、こうやって作っていくときの妄想は、楽しいですね!

口金の加工や、裁断についてお話し続編はこちら↓

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