三峯神社の白い氣守りを戴きに!

ライフスタイル

ずっと行きたいと思っていた三峯神社にとうとうお参りすることになりました。
御参りするなら、朔日!
毎月一日は、特別な御守りを頂けるのです。
(現在は、配布を中止しておりますが、色違いの御守りは、常にお求めいただけます)

人生をかけた願いを携えた人々が、全国から一日にやってきます。
三峯神社に行く人は覚悟せよと、色々な方にアドバイスを頂いてきたので、前夜からソワソワ、、、
さて、どうなることやら?!

スポンサーリンク

乗り物パターンで運命を分けるかも?!

今回選んだルートは、西武秩父まで西武鉄道で到着。
西武バスの急行三峯神社行きに乗るパターン。
バスは、10時10分発です。

いやいや、甘かった甘かった!
秩父に着いたのは、20分前でしたが、すでにバスは、2台目にまわされました。
それでも座れたのは、平日であり、秩父駅発だったからこそ。

まず、バスはどう見ても始発から乗るのが良さそう。
途中、秩父鉄道の三峰口駅にも寄りますが、立っても良ければ、ごくごく数名詰め込んでくれます。
※これは、平日の場合です。

その他、自動車で向かう方、ツアーバスに乗る方など色々でしたが・・・

IMG_2177

手前3キロ余りになった時に、バスの運転手からのアナウンス・・・

「渋滞にはまってしまいました。ここ2年半くらい、ずっとこの調子です。ここからは、1キロを1時間で進みまして、駐車場まで3時間かかることになります。もし、ここでバスを降りたい方は、あと歩いて1時間くらいかかりますが、バスで3時間かけるか、歩いて1時間かお選びください。もし、このバスが追い越すようなことがあれば、精算はしていますので、無料でお乗せします」

乗客、一斉に苦笑・・・

私は、思い切って下車。多分半数くらいの方が降りたと思われます。
ずーっとクネクネののぼり道が続きます。
でも、結果的には黙々と歩いて、3キロを40分くらいで歩き切りました。
立って乗車されていた方は、かなりキツイ道のりだったと思います。
この降りるタイミングは、葛藤するかもしれません。

因みに、近道の林道(けものみちみたいな道)がゴールまであと500mくらいの場所で見えてきます。
息はあがりますが、整理券を貰うことが目的なら、そこを選んで早めについて、一息ついたほうがいいかも。

あれこれ乗り換えたくない!という方には、ツアーが数社から出ているようなので、調べる価値はありそうです。大体7000円弱だったと記憶しています。

トイレの事情や、帰宅時間が気になるので早く着きたい方は、西武バスで途中から歩くパターン。確かあと2キロのところに仮設トイレがありました。

自分のペースで自由に…という方は、自動車で。駐車場は、割と広かったですが、この駐車場に入る渋滞があるので、その点とトイレが気にならなければ、こちらもマイペースで動けそうですね。

御守りをいたただくまで

最初の鳥居の前で、神社の方が整理券を配ってくださいます。
それを持って、参道に入っていきます。

ん?すでに長い行列???
これは、御手水→参拝の列

初めて参拝する方は、きっとコレに戸惑うと思います。
「果たして、並ぶべきか?」「白い氣守りのための列なのか?」

これは私個人の想いですが・・・

清めの水の後、本殿の参拝で、日頃の感謝や誓いをし、スッキリしたらお守りや御朱印を頂く
(因みに3月1日の御手水舎は、凍結して使えませんでしたが、お祓いはできました)

これが、一番ストンと気持ちの上でも落ち着く流れだと思います。
御守りにまっしぐらっていうのは、個人的なやむにやまれぬ事情以外は、どうもムズムズしてしまう私です。

 

三峯神社は、清々しい氣が満ちている

秩父駅から、白い氣守りの整理件を頂くまで、ジャスト2時間。
IMG_2168
三峯神社は、狛犬がすべて狼。だから大神(おおかみ)って言うんですね!

はぁはぁ息が上がりながら、山道を登ったので、厚着してきた上着が一気に要らなくなるくらいになりました。
ところが、御手水への参道に並び始めると、ひんやりとしたすっきりとした空気に包まれます。

御手水までが、およそ30分

途中、雪が残る大木が林立する林道を少しずつ前進します。
もし、これが夏であっても、相当涼しく感じられるのではないでしょうか。

本殿参拝までが15分…
ここまでくると、もう何を神に誓おうかと心に決めたことを反芻しながら待ちわびる心境!

IMG_2169

本殿参拝への長い列。この階段の両脇に、ご神木があります。

IMG_2172
そしてそして、めでたく白い氣守りを頂きました。
この氣守りの配布方法については、詳しく三峯神社のページに書かれています。各月によって、配布時間が変更されることがあるので、よくご確認ください。特に1月、1並びの11月、土日が重なる1日は参拝者は尋常ではないと聞きました。

IMG_2173

御守を持って、このご神木からさらにパワーを頂こうという方もたくさんいらっしゃいます。
こちらの木は、右側ですが、左側より空いています。どちらがどうということではないと思いますが、右側からパワーを頂いてきました。
ご神木の説明には、手をつけてパワーを頂いても良いように書かれてありました。
ほんのり温かく、不思議なことにふわーっと力が充満してくる気がしました。

IMG_2175

最後に見晴らし台にのぼりました。その昔、修験者たちが、この山々の険しい道のりを一歩一歩歩いて、御宮に近づき修行をされた…。その厳しさを思わせるひんやりとした空気が辺り一帯に立ちこめていて、圧倒されました。

境内の茶屋で一服したときには、温かい珈琲に癒され、またこの見晴らし台で厳しき引き締めを頂き、新たなパワーを頂きました。

三峯神社がなぜこんなに人々の信仰を集めるのか?

今回初めて行くにあたって、ある方に「とても厳しい神様だから、覚悟しなさい」とアドバイスを頂きました。
「行くことだけがステータスというか楽しみになってしまって、本来の目的を忘れることがあってはならない」ということだろうなと思ったので、今年の誓いを改めて考えて、お伝えしに行きました。

人は、宣言してしまうと、後には引けないもの💦
責任を持って果たさなければならないなと心が引き締まる思いでした。

登山コースもあり、奥宮があります。本来は、そこに行くべきなのだと思うのですが、整備された本殿にお詣りするだけで、時間的には精一杯でした。この奥宮に続くあたりや見晴らし台は、ガスが立ちこめたような感じで、何とも神秘的です。

文句垂れながら、険しい顔して途中から歩いた方もあったかも知れません。
でも、この風景を見れば、日ごろの邪念が払しょくされる気分になることは間違いありません。

IMG_2171

因みに、本殿横に、最近浮かび上がったという水をかけると見える龍神様がいらっしゃいます。
これを待ち受け画面にすると良いそう。

数えきれないほどの、有難い場所が沢山あります。
ぜひ、深呼吸して社全体の氣をしっかり受け取ってみてください。

タイトルとURLをコピーしました