どうやったら、子供が片づけられるのか?
ちょっと、整理収納にまつわる作者日記になります。
ある時、休みがあったので、お片づけをしようーとなったのですが、子供の部屋はアンタッチャブル。
その部屋は、子供の頃の私の部屋のよう…
わーっと出して、途方に暮れて半べその…。
遺伝? 性分? しつけ? どうしてこうなる?
そして…
息子のために作った電車模型の車両基地(木で出来たレールつきの棚)があります。
「この列以上に電車を増やさない」宣言をしてあるので、彼もそれ以上電車(プラレール)を増やすことはなく、過ごしてきました。
数は問題ない。
一緒に、この棚に電車を納めている時に事件は起こりました!
ガラガラガシャーン!!!
ダラダラ片づけていた息子が、乱雑に棚レールに電車を乗せた瞬間、反対側の壁にそれらが、連なるように落ちていきました。
時が止まった・・・・・
彼は一言「だから、片づけるのが嫌なんだ!すぐ落ちるんだもん…」
一緒に片付けていた私の立場は?
棚を作った夫と私の想いは?
静かに置けばいいものを、乱雑に扱ったあなたの態度は?
そもそも自分で片づけられる年齢ではないのか?
モヤモヤモヤ~~~
今にも導火線に火🔥
夫も、固唾をのんで見守ります。っていうか、こういう時って触らぬ神に祟りなしっていうよね(笑)
そこで私の行動パターン
A「何やってんのよ~~~!!!」と叫ぶ。
B 泣く
C 無言
D その場を去る
さてさて、どれだったでしょうか?
片づけやすい仕組みを作る
Bは極端としても、これまでは、まぁ大抵がAかC辺り。
それが、今回は、違いました。
大きく大きく深呼吸(過呼吸かってくらいに)
Dなんだけれど、とりあえず「ああそうか、そうだよね。じゃ落ちないように工夫するから、今からダイソーに行ってくる」と言い残し、ダイソーに走りました。超クールダウン~~~~!!
つまり、片づけやすい仕組みが無かったから、その棚が嫌われていた笑)
息子に言われるまで、そこに気づけなかったわけです。
ダイソーから戻ってきた私は、猛烈な勢いで、プラ板を貼り付けました。反対側に壁が出来たわけです。
これで壁と棚の隙間に、電車が落ちることは、もうありません。
子供が片づけでつまづくときは、片づける仕組みが難しいか、効率が悪い。
特に、片づけ方が分からない子供に対しては、親の忍耐は相当に必要です。
が、「分かるようにするにはどうしたら良いのか」を仕組みから考えるべきだったと、その時に強く感じました。
子供の片づけも、会社での片づけも仕組み次第
長い間、その仕組みを考えることすら無かった頃は、「出来ないことは、センスの問題だろうから、どうすることも出来ない」
または片づけ出来ないのは病気だろうと考えていました。
とても素敵な暮らし方をしている方を見ていて、「違う人種」だと、諦めていたのです。
今、私は根底からやり直しています。
昔を知る人が「どうしたの???」と驚くほどです。
捨てることが出来るようになってきて、仕組みそのものを考えることが楽しくなっています。
片づけは現在進行形ですが、明らかに使いやすい場所が増えてきています。
会社も、同じことが言えます。作業効率が上がると、自分のためにも会社のためにもなりますが、その仕組みが難しすぎるために、勿体ない会社を見たことがあります。
でも、皆改善したいと思っている…。
少なくとも、自分のデスク周りだけでも工夫してみたら、景色が違ってみえると思います。
子供が片づけられる仕組みを作ってみませんか?
じゃ、仕組みってどうやって作るの???
これは、その家々によって、ちょっと違ってきますが、基本は同じです。
今、そんなこんなの出来なかった親子の経験を活かすべく(笑)、ワークショップなどの企画を作成しているところです。
人の子は褒められても、自分の子供を褒めるのが苦手…
ならば、いつも良い状態をキープできる仕組みを作っていくことで、平穏に過ごす(笑)
ガラガラガッチャーンの経験(笑)、しないに越したことはない…
子育て真っ最中の皆さん、共に頑張りましょう!
ナレーター27年
CM/VPのナレーション、
声・話し方を整えるレッスンを行っている
とにかく好奇心が高じて、とことん試してしまう。
「喋り手」としては、
それを皆さんに伝えたくてしょうがない。
「生活を創造し、未来を創造する工房」というテーマで、
ジャンルにこだわらず、発信。
マニアックでオタクなんだけれど、
モノも声も「人生を変えることができるツール」
だと思っている
メカニックな夫と、
がオタクな中学生の息子と、埼玉で3人暮らし。
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