自分で椅子を張り替えてみよう~その2

DIY

自分で椅子は張り替えられるんです

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お気に入りの椅子は、不本意ながら、いつも美しく保てるとは限りません。
せめて素敵なカバーに張り替えられたら…と恐る恐る解体して終わった前回です。

いよいよ、張り替えていきましょう。

大体の仮止めを先にする

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角っこに、沢山のひだを寄せますので、その前に、広い面を大体4か所タッカーで仮止めします。
しっかりピンと張って行ってください。

角にひだを寄せながら、留める

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この時に、ご覧いただいてわかるように、内側にまわる布量が多いので、浮かないように沢山留めた方が落ち着きます。
もし、表にまでヒダが響いてしまうようなら、思い切って角をやや短めにカットしてから、留めてみてください。

このあと、底布で隠すので、しっかり内側で留めていきます。

ビスの位置を確認しておく

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目打ちなどで、ビスが入る場所を、タッカーで全て留める前に、確認してください。
布が透けていても透けていなくても、結構わかりづらいです・・・💦

その後、1㎝おきに、タッカーで端から5ミリくらいのところをぐるりと留めます。

いよいよ完成です

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全てのタッカーの針を打ち終わったら、ビスで留めていきます。
ビス止めは、座面が動かないようにしっかり留めます。

完成です!

キットもあるらしい

あれこれ、揃えるのが大変!という方もいらっしゃるかと思います。
それも1脚でないとなると、どれくらいの量になるかも想像しづらいですよね。
色々探していたら、下のようなものもありました。

 

それから、タッカーを打つときに、ウレタンが動いてしまうのが心配だという方は、スプレー糊で、仮接着してみてはどうでしょうか?

布の雰囲気次第で、イメージ一新

ここまでの張り替え行程をマスターすれば、布の選び方次第で、お部屋のイメージを変えることも出来そうですね。

例えば、小さなお子さんがおられたりすると、汚れが染みにくい、ツルっとした素材を選んだりすることもあるかと思います。
そのお子さんが大きくなられたら、思い切って、素材をチェンジするのも楽しいと思います。

また、引っ越したことによって、これまでのお部屋の雰囲気と違ってしまった…となれば、家具を変更するよりカバーで変化をつけることも可能ですね。
そんな時は、実際に家具屋さんにあるカバーの見本をご覧になってみるのも良いと思います。

その素材が何か?

どこで扱っているか?

サンゲツなど、カーテンや家具ファブリックを扱っていて、定評のあるメーカーなどでカタログを見たことがありますが、かなりバリエーションがあり、夢が広がりました。

実際に、内装生地を扱っている店舗でも購入することは可能でした。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サンゲツ 椅子生地 フィヨルドフィール (UP8072/UP8073)
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張り替えの時の注意

素人の私がやった時に感じたことを書いておこうと思います。

針の取り外し
もともと打ち込んであるタッカーの針を外すことに、最初はかなり苦戦します。慣れるとスピードがあがります。
リムーバーを使ったり、マイナスドライバーを使ったり…。無理をせず家族の協力のもと、安全に行ってください。

もともとの姿を撮影しておく
全部勢いよく外したはいいが、さてさて、どういう風に留めてあったのか?
これは、やってしまいがちなミスです。
ビスを外す前、ビスを外した裏座面、底布を外した状態、座面布を外した状態、それぞれを写真に撮っておけば、たとえ失敗したとしても、原状復帰しやすくなります。

耐久年数を覚えておく
前回使った座面は、どれくらいで傷んだか?
使用頻度や、ご家庭の環境にもよるかと思いますが、もし同じ布を使用するなら、その布も同じくらいの時期に傷んでくるはずです。

布の値段と張り替え代金は釣り合っているか
自分でやるときに、心が折れなかったのは、布が思った以上に安く購入できたからです。
張り替え専門業者に持ち込んだ方が早かった…なんてことになったらキツイですよね。

因みに、張り替え業者に頼んだ場合、1脚5000円~10000円くらいまで幅広かったです。
見積もりを取ってみて検討するのも一つの方法ですね。

いかがでしたでしょうか?

解体してしまったわい!!やるしかない!!
そんな後戻りできない状況で、1脚やり、上手くいったので調子に乗り2脚目も仕上げてしまった次第です。
皆さんも、ぜひトライしてみてくださいね。

自分で椅子を張り替えてみよう~その1はこちらです。

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